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中野胃腸クリニックBLOG » 風邪

Archive for the ‘風邪’ Category

平成24年診療報告から(5) インフルエンザ

木曜日, 1 月 31st, 2013

平成24年の1年間に当院に23名のインフルエンザの方がいらっしゃいました。

キツイ。当院では、インフルエンザが他の患者さんに感染しないように、以下のような工夫をしています。

マスクを付けて頂く。
診察の順番を繰り上げることで待ち時間を短くする。
待合室と別の場所で待って頂く。
院内の温度と湿度を管理し、ウイルスが浮遊しにくい環境をつくる。

レストルーム(ハイバックチェアがあります)、大腸内視鏡検査準備室(トイレ付個室)、リカバリールーム(ストレッチャーがあります)などを活用し、診察を待って頂いています。インフルエンザの患者さんとそれ以外の患者さんを離すことで、患者さん同士が少しでも余計な気遣いをすることなく当院を利用頂けば幸いです。

【余談】当初、レストルームは考えていませんでした。クリニックの設計の際に建築士さん達と大腸カメラを沢山されているクリニックに見学に行った時のことです。検査後に気分が悪くなり、帰るに帰れない患者さんを偶然見かけました。待合室で待つにはきつそうだし、かといって、ストレッチャーにもう一度寝てもらうほどのこともない状況でした。こんな時のためにも、検査後に静かに休息出来るスペースが絶対必要だと思いました。その答が『レストルーム』でした。

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風邪シリーズ(7) 総合感冒薬

土曜日, 1 月 28th, 2012

塩野義製薬HPより「ピーエル」の名前でお馴染みの総合感冒薬は、医院でよく使われるので、皆さんもご存じかと思います。風邪症状(発熱、鼻水、くしゃみ、のどの痛み、など)を緩和すために4種類の有効成分が入っています。

① サリチル酸系の解熱鎮痛剤
② アセトアミノフェン(安全性の高い解熱鎮痛剤)
③ 抗ヒスタミン剤
④ カフェイン(鎮痛作用)

なお、アスピリン喘息、小児のインフルエンザ、緑内障、前立腺肥大症、などの方は内服しない方が良いでしょう。

これ1つでほとんどの風邪症状を緩和してくれるので、便利な薬です。
何故か「好き嫌い」がハッキリする薬です。

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風邪シリーズ(6) インフルエンザの薬

木曜日, 1 月 26th, 2012

第6回目はインフルエンザの薬についてご紹介します。

① タミフル
インフルエンザといえば、タミフル。生産が追いつかないという時代もありました。
5日間内服します。
10代への投与は異常行動の発現の恐れがあるため、原則、禁止されています。

② 吸入や点滴薬もあります。
インフルエンザの治療には1回の吸入で良い薬(イナビル)や点滴もあります。吸入は抗ウイルス剤が肺内でウイルスと直接接することで効果が出る薬です。

③ 麻王湯(まおうとう)
インフルエンザに良く効く漢方薬です。「タミフルと同等の効果があった。」という報告もあります。インフルエンザの迅速検査で陰性(感染なし)との結果だったが、限りなくインフルエンザが疑わしい場合や10代のインフルエンザの方に処方します。

なお、解熱剤はアセトアミノフェン(カロナール、他)が安全です。

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風邪シリーズ(5) インフルエンザワクチン

火曜日, 1 月 24th, 2012

第5回目はインフルエンザワクチンについてです。 皆さんはインフルエンザワクチンを打ちましたか? インフルエンザワクチンについて、いくつかのことをご紹介します。

ワクチンを打って抗体が出来るまでに2週間ほどかかります。インフルエンザの流行時期が例年1~2月であることから、12月までに打つことをお勧めします。
ワクチンによる抗体が維持できるのは大体5ヶ月間です。
ワクチンは製造過程で鶏卵を使うので、『卵アレルギー』の方は打てません。
ワクチンを打つ方が良いと思われる人は次のような人々です。

 

① 50歳以上
② 慢性の病気を抱えている(糖尿病、心臓病、肺疾患、免疫異常、他)
③ 妊婦さん
④ 乳幼児
⑤ 医療従事者

 

ワクチンを打ってもインフルエンザにかかる可能性はありますが、確率は低くなります。かかっても軽症で済む傾向にあります。
13歳未満は1~4週間あけて、2回打つ必要があります。出来れば、4週間空けたほうがいいです。(免疫異常のある方も2回打った方が良いと思います。)

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風邪シリーズ(4) 加湿器は有効

土曜日, 1 月 21st, 2012

第4回目は加湿器についてです。

中野胃腸クリニックの待合室の加湿器(?)はこれです。インフルエンザウイルスなどは温度が低く、湿度も低いことが生存の最適な条件です。冬になると、気温が下がり、空気も乾燥するためにインフルエンザが活発になるわけです。
ですから、暖かい部屋で、適度に加湿すれば、インフルエンザウイルスは活動が低下します。ウイルスは浮遊する水蒸気にくっついて床に落ちた時点で死滅します。

当院では、風除室(玄関)、待合室、受付、中待合室、内視鏡室の5箇所に加湿器を設置し、院内での空気感染を出来るだけ予防しています。

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風邪シリーズ(3) 手洗い、うがい、マスクは有効な予防なの?

木曜日, 1 月 19th, 2012

第3回目は風邪・インフルエンザの予防についてです。

手洗いはWHOもインフルエンザの感染防止に推奨しています。
自分がまだ感染していない場合は、手洗いによって手指を介する接触感染を防ぐことが出来ます。自分が感染している場合は、汚染された手指を介して周囲の環境が汚染されていくことを防ぎます。
15秒以上かけて、流水で、石鹸をつけてしっかり洗いましょう。

 

020437うがいはどうでしょうか?
「うがいをしない」、「水でうがいをする」、「うがい薬でうがいをする」。この3群で最も風邪をひかなかったのは『水でうがいをする』グループだったという報告があります。うがい薬は、口腔内を清潔に保つ働きを持つ常在菌まで影響するためにかえって良くないと考えられています。
WHOもうがいは推奨していません。

マスクは風邪をひいている人が付けるべきもので、健康な人が感染の予防目的に付けることには疑問です。
インフルエンザなどのウイルスは空気中を浮遊していますので、マスクの網の目をすり抜けて入り込んできます(空気感染)。
しかし、くしゃみなどに付着して感染する「飛沫感染」を防ぐ意味では感染している人がマスクを付けることは有意義なのです。

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風邪シリーズ(2) インフルエンザの診断

日曜日, 1 月 15th, 2012

第2回目はインフルエンザの診断についてです。

インフルエンザの診断は、綿棒で鼻腔か咽頭粘膜のぬぐい液を迅速キットに接触させると約15分で判定されます。

この診断キットはインフエンザが発症して6時間以内であれば、陽性率が60%程度といわれています。発症して7~12時間経過すれば、陽性率が90%程度にあがります。
例えば、朝39度の急な高熱と全身の関節痛があって、午前中にクリニックを受診した場合、インフルエンザなのに陽性と診断される確率は60%程度とあまり高くありません。可能であれば、6時間以上経過してから受診するのも良いかもしれません。

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風邪シリーズ(1) 鼻水と鼻づまり

金曜日, 1 月 13th, 2012

私の専門は消化器内科ですが、風邪症状の方も来院されます。
このシリーズではインフルエンザを含め風邪に関する豆知識を提供したいと思います。

第1回目は鼻水と鼻づまりの処方は別という話です。

一般に鼻水は鼻アレルギー症状のひとつですので、抗ヒスタミン剤(花粉症やじんましんの薬ですね。)が有効です。しかし、抗ヒスタミン剤は鼻づまりには効果がありません。

鼻づまりには抗ロイコトリエン薬や抗トロンボキサンA2薬が有効です。これらはいずれも気管支ぜんそくに用いる抗アレルギー薬のひとつです。

鼻水なのか鼻づまりなのか、はっきり先生に伝えてくださいね。

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