Archive for the ‘ペットと病気’ Category

ペットと病気(3)  エキノコックス

火曜日, 4 月 24th, 2012

日本では子供の数よりペット(犬・猫)の数の方が多くなりました。ペットを飼っているために起こる病気についてご紹介します。第3回目はエキノコックスです。

北海道に生息するキタキツネ。このキタキツネの2匹に1匹はエキノコックス(寄生虫)が感染しており、その卵が人の口から体内に運ばれると、腸で卵から成虫に成長します。そして、主に肝臓で発育し症状を引き起こします。症状が出るまでに数年かかりますが、肝臓ガンと似た症状がでます。
野生のキタキツネには近づかないでください。また、観光地で人に馴れたキタキツネにえさを与えた場合、その後でよく手を洗ってください。

確か、ブラックジャックに「エキノコックス」の話が出ていたことを思い出し、数百話以上ある中から見つけ出しました(かなり時間を要しました)。タイトルは「ディンゴ」でした。『キャプテン・クックが初めてオーストラリア大陸に上陸した時に犬を連れていったのが野生化し、「ディンゴ」と名付けられた。』というくだりで物語は始まります。オーストラリアに手術に出かけたブラックジャックがエキノコックスに感染し、瀕死の状態に陥ります。誰もいない荒野で、しかも局所麻酔下で、自分の腹にメスを入れ、腸の中のエキノコックスを摘出します。あともう少しで手術が終わるという時にディンゴの群れがブラックジャックを襲ってきます。(続きはマンガを読んでくださいね。)

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ペットと病気(2)  オウム病

土曜日, 4 月 21st, 2012

日本では子供の数よりペット(犬・猫)の数の方が多くなりました。ペットを飼っているために起こる病気についてご紹介します。第2回目はオウムです。

オウム病で最も多いのはインコです。オウムやインコ、鳩などの鳥の排泄物、羽毛、糞便の埃(ほこり)を吸い込むことで感染します。オウム病の病原体であるクラミジアの保有率は20%程度と考えられています。ペット(鳥)の元気がない、食欲が低下した、羽根のツヤがない、緑色の下痢便をしている、などの症状は鳥自身がクラミジア感染を発病している可能性が高くなります。

オウム病は、1~2週間の潜伏期間の後、急な発熱、悪寒、咳、筋肉痛、などのインフルエンザ様の症状が出ます。風邪症状でクリニックを受診した際には、ペット(鳥)を飼っていることを申し出てください。

オウム病を予防するためには、鳥かごを清潔に保ち、鳥に触れた後は手を良く洗うことが必要です。また、口移しでえさを与えたり、一緒に食事をするなどの過剰な接触は避けた方が良いでしょう。

オウム病の原因菌はクラミジア・シッタシーです。なお、同じクラミジア属でも、性行為感染症をおこすのは、クラミジア・トラコマティスであり、鳥と関係なく肺炎を起こすのは、クラミジア・ニューモニアという別の菌です。

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ペットと病気(1)  カメとサルモネラ菌

火曜日, 4 月 17th, 2012

ka031日本では子供の数よりペット(犬・猫)の数の方が多くなりました。
ペットを飼っているために起こる病気についてご紹介します。
第1回目はカメです。

食中毒の代表的な菌であるサルモネラ菌を、カメの50%~90%が持っています。
カメを触った手を良く洗わなかったり、カメの水槽を台所で洗った時に、水しぶきが人間用の食器に付いたりすることで、サルモネラ菌に感染することがおこります。腹痛・下痢でクリニックを受診した際には、必ず、カメを飼っていることを申し出てください。
なお、カメ以外にもイグアナからのサルモネラ菌感染が報告されています。
小さなお子さんがいるご家庭では、爬虫類をペットとして飼うことは望ましくないといえるでしょう。

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