大腸内視鏡検査について

当院の特徴のひとつである大腸内視鏡検査について心がけていることにお話しします。まずは、安全と正確ということです。次に心がけていることは「いつでも、誰でも同じ」ということです。そのためには、内視鏡操作をパターン化するように心がけています。

大腸カメラはこんな感じです。スコープの硬度は「0」から「3」の中の「1」にセットします。直腸からS状結腸は、介助の用手圧迫を利用しながら、なるべくスコープが伸びないように挿入する。
S状結腸と下行結腸の境目(SD junction)に届いたら、スコープをストレート化し、介助にS状結腸を挟むように圧迫してもらいながら、SD junctionを乗り越える。
③横行結腸はスコープの引き上げる動作を使って、出来るだけ短縮させておく。
④肝彎曲部(横行結腸と上行結腸の境目)にスコープが到達したら、スコープの硬度を「0」にし、右側腹部を圧迫してもらいながら、スコープを上行結腸へ挿入する。この際に「引きながら押す」という感覚が大事です。「引く」とは吸引やスコープを引き上げる操作を使って大腸の管腔を手前に手繰り寄せるのです。その流れの中で、スコープを上行結腸に落とし込む(押す)のです。
⑤上行結腸が「Z」の字のように折れ曲がっている場合は、左側臥位などの体位変換を活用して盲腸まで挿入する。
⑥必ず虫垂開口部を観察する。
このパターン化された内視鏡操作を、日々、誰にでも同じように繰り返すことで、皆様に安定した検査を提供できるものと考えています。

心と体を整え、いつでも最善の検査が提供できるように心がけています。

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