よもやま話(21) 「怖かった思い出」

暑い夏と言えば背筋も凍る「怪談」ですね。深夜の病院はちょっと不気味です。

 

私が研修医の頃勤めていた病院は、ちょうど増改築中ということもあり、無秩序に各部門が押し込められていました。最悪だったのが、病理解剖室の真向かいに血液検査の器械が設置されていました。受け持ち患者さんの具合いが悪くなり深夜に病院に出向いた時は、血液検査を自分でしなくてはいけませんでした。病棟から離れて人気のない薄暗い検査室で、たった一人で、十数分間、試験管を操作しなければいけません。廊下の向かい側は解剖室です。検査結果が出るのを待つ時間がとても長く感じました。
 古いカルテやレントゲンが保管してある「病歴室」は地下室にありました。当直の時に急患が来て、以前のカルテが必要になった時は、この部屋に一人で探しに行かなくてはなりませんでした。鉄の重い扉が「ガチャッ」と閉まると密室です。息が詰まりそうでした。
 今では、どこの病院も電子化され、診察にすわっていながら、カルテやレントゲン、検査結果がすべてパソコンのモニターに表示できる時代です。

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