「腹痛(その10) 周期性を持った腹痛」

今回は周期性を持った腹痛についてお話しましょう。

① 毎週月曜日の朝に腹痛を来たす。

下痢を伴っていることも多いです。学校にしろ会社にしろ、「また1週間が始まる!」という精神的ストレスが大きな要因と思われます。「過敏性大腸症候群」と考えるのが妥当でしょう。現在では、過敏性大腸症候群の良い治療薬があります。

② 月に1回腹痛が起こる。

女性で、月経の周期と関係していれば、「腸子宮内膜症」が疑われます。これは、子宮内膜と似た組織が子宮ではない腸に発生する病気です。S状結腸や直腸に発生する頻度が高いとされています。生理と同じような粘膜の変化を起こしますので、生理中に大腸の子宮内膜様組織から出血し下血することがあります。
 過去に一度だけ、男性で毎月1回腹痛を起こす方がいらっしゃいました。腹痛の後は、きまって下痢をするそうです。いろいろ調べても原因がわからず、最後に小腸造影検査をおこなったところ、小腸ガンが見つかりました。ガンのために食べ物の流れが悪くなり、ドンドン腸に食物が溜まっていき、お腹が張って苦しかったのだと思います。そして、溜まった食物が腐ってサーっと流れていく周期がちょうど1ヶ月だったのでしょうね。

③ 1年に1回~数回だけ腹痛がおこる。

これまでに、こういった症状の方で病気が見つかったことがありません。心配ないということでしょう。

人気ブログランキングへ当院を広く知っていただきたいと思い、ブログランキングに参加することにしました。左のバナーをクリックすると票が入り、ランキングがあがる仕組みです。よろしかったら応援よろしくお願いします。

Leave a Reply


Social Widgets powered by AB-WebLog.com.