医療に関する話  黄疸(7)「治療」

瞳の白いところ(眼球結膜)が黄色くなることを黄疸といいます。肝臓病で見かける代表的な症状のひとつです。今回は、黄疸の治療についてお話します。

肝硬変の患者さんから「黄疸が出ると、もう治らないのでしょう?」と、たびたび質問されます。そんなことはありません。摂生し、きちんと肝庇護療法を受けていただければ、徐々に黄疸は改善します。特に、アルコール性肝硬変はしっかりと禁酒を守れば、ビックリする位、肝機能は改善します。硬くなった肝臓はそのままですが、食道静脈瘤が縮小したり、合成能や凝固機能などが正常値に戻ることは度々あります。

「ビリルビン吸着法」といって、透析のように特殊なカラムを通すことで血液中のビリルビンを下げる方法があります。以前、劇症肝炎の際に、黄疸を改善するためにビリルビン吸着を併用していた時期もありましたが、現在ではビリルビンを下げても肝炎自体は良くならないのでほとんどおこなわれなくなりました。

黄疸は肝臓病や溶血の結果です。ですから、原因である病気の本質を直せば、おのずと黄疸は消えていくのです。

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