クリニック通信(37) 「大腸カメラとフード」

大腸カメラを受ける際の気がかりなことのひとつは「検査が痛いのでは?」ということではないでしょうか。

『痛くない大腸カメラ』に日々取り組んでいますが、やせた女性の方は、狭いお腹の空間に長い腸が複雑に折れ曲がって収まっていますので、検査が難しいのは確かです。
そこで、私は、このような場合には「透明フード」をカメラの先端に装着しています。透明フードによって、カメラの先端と大腸粘膜の間に常に数ミリのスペースが生まれます。そうすることで、まったく送気することなくカメラ操作が出来ます。送気しなければ、お腹が張ることもありませんし、痛みの原因となる腸の過伸展もなるべく避けることが出来ます。
複雑に折れ曲がった大腸をチョコチョコ舵取りしながら進んでいく様は、狭い街路地を小さな車で右折・左折しながら進んでいく様なイメージです。
上手くいくと、手元ではカメラを引いているのに、カメラの先端はどんどん進んでいきます。
フードの先端は丸くカットしてあり、素材は柔らかいプラスチックで出来ていますので、粘膜を傷付けることはありません。また、大腸カメラとの接着面に水抜き用の小さな穴が空いており、フードの中に水がたまって視野が悪くなるということがないように工夫されています。

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