よもやま話(74) 「草魂」
クリニックの駐車場の芝生に生えた雑草を引いていると、実にいろいろな雑草に出会います。まさに、『草魂』(注釈)を感じながら、草取りをしています。
① 地面にへばりつくように生えるタイプ。
根もしっかり張っていて、力勝負で抜くことになります。
② か細い葉っぱがチョコッとあるだけで、引き抜こうとすると、あっさり根元でちぎれるタイプ。
しかし、土の中には予想を遥かに超える茎(球根)が発達しています。
③ スラッと伸びていて、キレイな花を咲かせるタイプ。
間違ってここに花を植えたかな?と思わせ、引き抜くことを一瞬ためらいます。
④ 姿かたちが芝生にそっくりなタイプ。
しかし、良く見ると、周囲の芝生と連続性がなく、雑草であることが分ります。
先日、芝生の一部を「竜のひげ」に植え変えました。しばらくすると、「竜のひげ」そっくりの雑草が、「竜のひげ」に並んで生えていました。芝生を植えていた時には生えていなかったのですが。
ある時、背の高い雑草が沢山生えました。目立つので全部引き抜きました。すると、今度は、地面にへばりつく様な雑草が一面に生えました。
雑草と知恵比べしているような錯覚に陥ります。
しかし、どんな雑草もこの道具があれば、根こそぎ引き抜けます。雑草の根元に突き刺して、90度ぐらい回転させます。周囲の芝生も痛めず、雑草だけ取れます。お薦めです。
(注釈)草魂:近鉄バファッローズのピッチャー鈴木選手の座右の銘です。「雑草のような根性を持つ」という意味の造語です。
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