診療報酬シリーズ(7) 意外に注意が必要な胃薬の処方(その1)

このシリーズは、開業4年目の私の知識が、母校の新規開業した先生、あるいは、開業を控えている先生のお役にたてればと思い始めました。その対象でない方は読んでも面白くありませんので、予めご了承ください。

抗潰瘍薬であるプロトンポンプインヒビター(PPI:商品名タケプロン、他)は病名によって以下のように投与期間が定められています。

胃潰瘍:8週間
十二指腸潰瘍:6週間
逆流性食道炎:8週間
非びらん性胃食道逆流症:4週間

投与期間が限定されているために、レセプトには内服開始日の記入が必要です。忘れないようにしましょう。
患者さんの来院が予定より遅くなってしまい、上記の期限が過ぎてしまった場合はPPIの投与は断念せざるを得ないでしょう。
「維持療法の必要な難治性逆流性食道炎」という病名に対してはPPIの投与期間が定められていません。ですから、投与開始日の記載は必要ありません。ただし、一般的には15mg錠が認められており、30mg錠を処方する場合は、その理由を記載しておいた方が無難です。

【教訓】PPIを処方する際は、病名、投与量、投与期間に注意するべし!
    (安易なPPIの処方は避けるべし!)

人気ブログランキングへ当院を広く知っていただきたいと思い、ブログランキングに参加することにしました。左のバナーをクリックすると票が入り、ランキングがあがる仕組みです。
よろしかったら応援よろしくお願いします。

Leave a Reply


Social Widgets powered by AB-WebLog.com.