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中野胃腸クリニックBLOG» Blog Archive » クリニック通信(64)  「長引く咳の診断と治療」

クリニック通信(64)  「長引く咳の診断と治療」

先日、上記タイトルの講演を拝聴してきました。会場は立ち見が出るほど盛況でした。

「咳」は外来を訪れる患者さんの最も多い症状だそうです。当院も「咳」症状の患者さんが多く、何かヒントになることがあればと、講演を聞きに出かけました。

咳込むとツライですね。まず、「長引く」という言葉をより正確に分類すると、
① 3週間以内:急性期 ほとんどが感染による咳です。
② 3~8週間:遷延期 感染症による咳が治りきっていない場合が多い。
③ 8週間以上:慢性期 感染による咳は少なく、喘息や肺がん、慢性気管支炎、逆流性食道炎に伴うもの、等さまざまな可能性があります。

クリニックを訪れてくださる患者さんは、ほとんどの場合、咳が出始めて数日で来院されます。1週間咳が続いたら、「長引いている」と表現されます。医学的には3週間ぐらいは急性の咳なのですね。

「咳喘息」による咳も度々問題になります。喘息を診断するためには、喘鳴の存在を確認することが必要です。聴診した際に、通常の呼吸状態で喘鳴が聞こえなければ、患者さんに大きく吸って強く長く息を吐いてもらうと、呼気の最後に「ピーッ」という喘鳴を聞き取れるそうです。講演の翌日、たまたま、咳の患者さんが来院されました。発熱もなく、痰も出ません。胸部X線も異常なく、「咳喘息」の可能性が疑われました。さっそく、講演で学んだことを実践すると、呼気の最後に小さな喘鳴が聞こえました。咳止めの処方以外に気管支拡張剤(喘息の薬)も追加しました。

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