クリニック通信(68)  TPP(環太平洋戦略的経済連携協定)の講演

efbd94efbd90efbd901先日、医師会主催のTPPの講演を拝聴してきました。たまには、世の中のことを知ることも必要と思い、診療終了後に出かけたのですが、広い会場には沢山の方がみえており、関心の高さにびっくりしました。医師会が主催ですから、講演の趣旨は、「TPPで混合診療や国民皆保険がどうなるか?」という話でした。

TPPに賛成か反対かはそれぞれの立場で意見が違うと思います。講演で感心したのは、「なぜ、TPPなのか?」「日本は本当にNoと言えるのか?」といったところをこれまでの時代背景から詳しく解説して頂きました。

アメリカの健康保険制度についても教えて頂きました。
アメリカには2つの公的医療保険があります。高齢者を対象にしたメディケアと貧困層を対象にしたメディケイトです。それ以外のアメリカ国民は民間の医療保険に加入するわけですが、保険料が高くて保険に入っていない人が4,600万人いるそうです(貧困層ではなく、中の下ぐらいのアメリカ国民)。また、民間の医療保険会社は当然医療費の支払いは抑えたいわけですから、医師や患者さんに診療の抑制をかけてきます。救急隊が最初に患者さんに尋ねるのは「どうされましたか?」ではなく、「どの医療保険に入っているか?」ということもうなずけますね。

TPPは医療においても大きな変化をもたらしそうです。今後の推移を見守っていきたいと思います。

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