ヘリコバクターピロリ シリーズ(8)  学校健診始まる

元気な中学生達!30歳までに除菌すれば99.9%50歳までに除菌すれば90%60~70歳で除菌すれば、50%程度、胃癌のリスクが下がるといわれています。除菌を若いうちに済ませた方が、胃癌の予防効果は大きいいのです。
先日、インターネットで、兵庫県篠山市の中学校でヘリコバクターピロリ感染の健診(尿検査)が始まるとのニュースを見つけました。

健診の対象が中学生であることから痛くない検査が望まれます。また、副鼻腔炎や気管支炎等で抗生物質を飲んでいる生徒が常に何人かは存在する可能性があるので、薬剤の影響を受けない検査でなければいけません。さらに、対象が大人数なので、コストのかからない方法となると、尿検査(抗体測定)が妥当と考えられます。

もし、ヘリコバクターピロリ感染を指摘された場合は除菌治療を受けるべきでしょう。除菌の薬は体重が40kg以上あれば、大人と同じ量で大丈夫です。ただし、ペニシリンアレルギーの有無について十分な聞き取りが必要です。なお、お子さんは、抗菌剤による下痢が起こりやすいため、ビオフェルミンRを併用する方が良いです。
現在の保険診療では、内視鏡検査を受けないと、除菌治療が受けられません。ですから、自由診療での治療が多くなることが予想されます。その辺りの事情を周知徹底させておくことが必要と思われます。

ピロリ菌陽性と指摘された生徒が、いじめの対象にならないか、少し心配です。感染は乳幼児期に起こったもので、生徒同士では感染しないことを、学校全体で十分理解しておくことが必要です。

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