低糖質(ローカーボ)ダイエット(6)   ダイエットで見えてきたもの

炭水化物か、蛋白質か、脂肪か、それが問題だ。それは、あまりにも衝撃的な患者さんの一言でした。「私、低糖質ダイエットで20kg痩せたんです。最初の1カ月で5kg痩せました。」
ムムッ! 聞き捨てならぬ。さっそく、低糖質(ローカーボ)ダイエットを始めました。

低糖質(ローカーボ)ダイエットを始めて、5kg体重が減りました。BMIは24を下回り、肥満体型から標準体型になりました。幾つか、気が付いたことがあります。

①「 摂取カロリーが消費カロリーを上回るから太る」は、ちがうと思います。
低糖質(ローカーボ)ダイエット中は、カロリーはほとんど気にしていません。そもそも、食べ物は100%体内に吸収されるのでしょうか? 脂肪や蛋白質は消化吸収が大変です。一方、炭水化物は楽に吸収できます。炭水化物は脂肪や蛋白質と比べると、吸収率が高く、吸収に要する時間も短いのです。その結果、炭水化物の摂取は急激な血糖の上昇を来たし、余った糖質は皮下脂肪に形を変えて体に蓄えられていくのです。
単に食べ物の持っているカロリーだけを考慮するのではなく、その食べ物が吸収しやすいのかどうかが太ることに影響していると思います。

② 厳密さは不要。ただし、一貫性は必要。
低糖質(ローカーボ)ダイエットを確実にと実行しようとすると、トンカツの時にパン粉は使えなくなるし、餃子の皮は食べないで残さなくてはいけないことになってしまいます。少々、炭水化物が混ざっていても気にしません。少ないおかずでご飯をモリモリ食べるスタイルがNGなのです。ただし、間食やお酒に関しても、低糖質(ローカーボ)を貫いたほうが良いと思います。

③ 我慢は続かない。続けるためには最低限の約束にとどめる。
カロリー制限はお腹が空くので、どうしても、リバウンドがきます。これまでは、「今日は忙しかったから、ご褒美に、沢山食べても良いだろう。」と自分に甘くなって、ダイエットが続かなくなっていました。「もっと食べたいけど、我慢する。」のではなく、「炭水化物以外のものをしっかり食べる。」というルールであれば、これからも続けられます。

④ 運動との併用が有効です。
1年前から、ジム通いをしていましたが、ほとんど痩せませんでした。しかし、低糖質(ローカーボ)ダイエットを並行しはじめた途端、体重が落ちました。ジムのトレーナーに定期的に脂肪と筋肉量を測定してもらっていますが、減ったのは脂肪だけで、筋肉はむしろ増えています。ダイエットで筋肉も減ると問題ですから、運動を併用すると良いと思います。

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