開院7周年を迎えて

早いもので、今日、開院して7周年を迎えることが出来ました。過ぎてしまえば、あっという間の7年間でしたが、試行錯誤の繰り返しでもありました。
① 診療時間
開院当初は午後の診療は2時からでしたが、大腸カメラをすべて終わらせてから午後の診療をするために、午後3時に変更しました。レストランにオーダーストップの時間と閉店の時間があるのと同じように、今年4月からは、診療終了は午後6時ですが、診療の受付を午後5時30分までとさせて頂きました。
② 内視鏡検査
開院当初は、胃カメラ1本、大腸カメラ1本で始めましたが、現在では、経鼻内視鏡を含め胃カメラ3本、大腸カメラは、細くて柔らかいカメラも揃え、計3本で検査をおこなっています。
大腸カメラの送気は空気ではなく二酸化炭素を使うようにしました。二酸化炭素は粘膜から吸収され呼吸と共に体から出ていくため、検査後の腸の張りが少なく楽です。
内視鏡洗浄器もより洗浄力の高い機種にグレードアップしました。その結果、検査前の感染症チェック(血液検査)が不要となり、患者さんの負担が減りました。この器械は、全自動なので、スタッフの労力も大幅に軽減出来、予想以上に良い効果をもたらしてくれました。
③ 各種検査
糖尿病の指標になるHb A1c(ヘモグロビンエイワンシー)を院内で測定できるようにしました。
「肺年齢」の算出できる肺機能検査を始めました。禁煙外来の方の「肺年齢」を測定することで、タバコを吸っている今の状態が如何に体に悪いかを実感してもらう効果があり、それだけ、禁煙に対する取り組みもしっかりしてきます。
開院2年目からは、レントゲン装置が稼働できるようになりました。
腹部エコー検査は頸動脈エコー・甲状腺エコーも出来る機種にグレードアップしました。
④ スタッフ
これまでは、忙しさと緊張から、スタッフに慢性的な疲労を与えてしまっていました。スタッフが長く働くことが出来る職場にするよう、無理の無い配置に心がけています。
⑤ 院長
私自身はどうでしょうか? 自分では、クリニックでの診療の限界が分かってきたことが進歩したところだと思っています。「ここまでは責任を持って治療できる」「これ以上は病院にお願いした方が良い」という分岐点がみえてきました。
年度毎に検査数や疾患の統計をとることで、日々の診療がおろそかにならないように気をつけています。
ブログも何とか継続しています。読んでくださった方々が、「へえ、そうなんだ。」と思って頂けるようなブログが理想です。実は、文章にするためには、医学書を読み直したり、文献検索をおこなったり、いろいろ下調べが必要です。ブログを書くことが、自分の知識の再確認になっています。
最近は、運動不足を補うために、毎日、診療終了後にジムに通っています。3日坊主の私ですが、ジム通いは2年続いています。
⑥ 最後に
毎日、心身を平静に保ち、「日々これ一生」の気持ちで、ひとりひとりの患者さんと向かい合っていく所存です。これからも、どうかよろしくお願いいたします。

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