禁 煙 外 来


禁煙外来

保険診療で、禁煙のサポートをいたします。

治療期間は約3か月間です。「禁煙します」という誓約書を書いて頂き、禁煙開始と同時にタバコが美味しくなくなる薬を飲んで頂きます。
外来には合計5回来て頂きます。外来受診毎に、自分の吐いた空気中の一酸化炭素濃度を測定することで禁煙が守られているか確認していきます。
一般に、この方法による禁煙成功率は80%程度です。もし、途中で中断されたされた場合、再挑戦は1年間待たなければなりません。
なお、気になる費用ですが、2006年より禁煙治療に健康保険等が適用され、負担は軽くなりました。
3割負担では、3ヶ月で12,000~18,000円程度。つまり、1ヶ月で6,000円、2週間で3,000円程度です。
薬局で売られている禁煙補助剤や、タバコを1日1箱吸う場合よりも軽い費用負担で治療が受けられるのです。
薬での治療は、1日1~2回服用で12週間程度と考えておけばいいでしょう。
「いつも長続きしなくて…」と悩んでいるなら、まずは受診してみませんか。大切な家族の健康のためにも、今度こそ禁煙を成功させましょう。
ファイザー製薬さんのHPが、とても詳しく禁煙の重要性を説明しています。

 

ファイザー製薬のホームページです。写真をクリック!

 

海外のたばこは、下の写真の様に、POISON(毒物)であることを明記したパッケージや、張り紙とともに売られています。
バンクーバーの免税品店では、たばこを売るスペースが囲まれ、気軽に買おうという気持ちにさせないような工夫をしていました。
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HELTH WARNING(健康に警告)
TABACO SMOKE CONTAINS FORMALDEHYDE(煙草の煙はホルムアルデヒドを含みます)
ホルムアルデヒドとは、壁紙の接着剤に入っていて「シックハウス症候群」として問題になっている有機化合物です。
毒性が強く、粘膜への刺激性を中心とした急性毒性があります。ホルムアルデヒドはアレルギーの原因物質のみならず発ガン性の可能性があります。
換気していない6畳間でたばこを1本吸うと、副流煙によって発がん物質やシックハウス症候群の原因物質などが基準値を大幅に上回るそうです。
日本では、ここまでの警告を行っていませんが、タバコが健康に悪いとここまで警告していても、吸わなければいられない状態になることが、タバコの恐ろしさです。

 

検索エンジンで「タバコの害」を検索すると、実にさまざまな情報を得ることができます。
中には、衝撃的な写真(真っ黒になった肺・変色した歯茎・肺癌・バージャー病)で、禁煙を訴えているサイトもありますし、ブログで、禁煙を頑張っている方もいらっしゃいます。
世界保健機構(WHO)では、たばこの健康被害を示す写真などをパッケージに印刷することをたばこ業界に要求するよう各国政府に訴えています。

 

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この写真は、マニラで開かれた世界禁煙デーの会見で示された「喫煙の害の写真入り」たばこです。(産経ニュースより)
病気になった人や人体の部位などの生々しい写真を印刷しています。
タバコを吸っている人には、目を伏せ、見たくない写真だと思いますが、それがパッケージになっているのです。
カナダやブラジルなどの国では、積極的にこのパッケージを登用し、喫煙を思いとどまらせる効果が出ているそうです。
「タバコは美容の大敵!」というサイトでは、パッケージを解りやすく掲示しています。

中野胃腸クリニックのブログもご覧ください。

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