よもやま話(7) 「タクシー」
今回はタクシーにまつわる話です。
ギリシャのタクシーは黄色いので分かりやすいのですが、すでにお客さんが乗っていても、構わず、さらに客を拾います。いわゆる「相乗り」です。道路わきでタクシーを待っている客に行き先を聞いて、すでに乗っている客と同じ方向ならOKです。客同士はまったく知らない人と気まずい時間を過ごす事になります。問題は料金です。運転手さんから適当に値段が提示されます。だから、メーターは全然役に立ちません。ちなみに、タイヤも道路もツルツルです。センターラインなんかも完全に消えてます。ゴーカート気分を味わえます。
ニューヨークも黄色です。運転手さんは移民が圧倒的に多いです。ターバン巻いてる人も良く見かけます。そして、共通しているのが、「道を知らない」ということです。運転中は無線で仲間とのおしゃべりに熱中しています。
オランダで乗ったタクシーはベンツでした。生まれて初めてベンツに乗ったので、嬉しくて仕方ありませんでした。他はごく普通でした。
エジプトのタクシーにはメーターがありません。お気をつけ下さい。
(番外編)東京:乗るや否や「今日、勝ってるよ!」と運転手さんの威勢のいい声。「???」。ラジオから野球の実況中継が聞こえてきて「ああ、ジャイアンツが勝ってるんだ。」って分かりました。関西出身の私はタイガースファンなんですけどね~。