よもやま話(8) 「ミルフォードトラック」
ニュージーランドの「世界一美しい散歩道」と称されるミルフォードトラックに家族で行った時の話です。
3泊4日で山小屋に連泊しながら、秘境のような山道を歩いていく旅行です。ご存知の方も多いと思いますので、旅の紹介は省略し、私なりに感じたことを2,3述べたいと思います。
1. 山小屋を出て1時間ほど歩くと、休憩所があります。そこには、なんと、水洗トイレが併設されています。浄化槽が目立たないように何個も並んでおり、きっと、最後は、きれいな水に戻して流すのでしょうね。感心しました。(もちろん、山小屋も水洗トイレです。)
2. 当然ですが、夜はあたり一面真っ暗闇です。それだけに、夜空の満天の星は言葉に言い尽くせない美しさがあります。「星が降ってくる!」という表現がぴったりです。夜中、熟睡していると見逃します。
3. この旅行には万全の準備が必要です。まず、申し込んでから2年ぐらいは待つ覚悟が必要です(1日50人迄で、11月~4月中旬の夏しか山に入れません)。山道を歩けるように体調管理が必要です。メタボな私は体重を10%落としました。余裕のある旅行計画が必要です。山から町に帰って来て直ぐ帰国という計画はやめた方がよく、雨の多い気候ですので、時期を厳選した方がいいです。
当院の診察室にはこの散歩コース最大の難所「マッキノン峠」の写真が飾ってあります。ミルフォードトラック、チャンスがあれば、再挑戦したいですね。