よもやま話(11) 「薪割り」
クリニックの待合室に薪ストーブを置いています。薪はクリニック玄関の向かいに積んでいます。焚きつけのために、小さく割った薪も必要です。薪をどんどん割っていき、1個が2個、2個が4個、4個から8個という風に細かくしていきます。最終的には、直径2cm程度、長さ20cm位の小枝になるまで続けます。この薪割りが、結構、楽しいです。斧が薪の中央に「パシッ!」と入った時は、気分爽快です。薪の端の方で割ってしまった時は「まだまだ、未熟者だな」と自分自身に叱咤激励しています。
毎朝、この小さな小枝にした薪を、適量、「ごまき」の要領でストーブの中で積み上げます。そして、火をつけると、勢いよく燃えだします。その後は、少しずつ大きな薪を入れていきます。診療が始まれば、薪ストーブのことはスタッフに任せ切りです。診療時間の終わるまで、スタッフの誰かが火を絶やさないように薪を追加してくれます。
ストーブの天板に水を満たした鉄鍋を置いています。アロマも数滴垂らしています。時々、ストーブの中でサツマイモやピザを焼いています。
薪ストーブは思ったより扱いやすく、エアコンでは得られない気持ちの良い「暖」がとれます。