よもやま話(22) 「汗(あせ)の話」
毎日、毎日、暑いですね。秋が待ち遠しい今日この頃です。夏につき物の汗についてのマメ知識です。
汗は皮膚の表面にある汗腺と呼ばれる管状の穴から出てきます。汗腺はわきの下などにあるアポクリン腺と全身に分布するエクリン腺に分けられます。汗は皮膚の乾燥を防ぐ働きと、熱を放散して体温を調節する働きをしてくれています。
① 温熱性発汗
皮膚が熱くなると起こる発汗です。夏季では4~10リットルも出るため、十分な水分補給が必要です。汗は塩分を含んでおり、水分補給時には塩分も取ることが大事です(例:梅干を1個食べる。)
② 精神性発汗
「手に汗握る」と言われるたぐいの汗です。手のひらや足底、わきなどに顕著に出ます。出来れば「冷や汗」はかきたくないですね。
汗っかき:汗腺の数は人種で決まっています。日本人は200~500万ですが、その数は赤ん坊の時にだいたい決まるそうです。寒い北国で育った人は汗をあまりかかない傾向にあります。皆さんはどうですか?
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