医療に関する話 「カプセル内視鏡」

医療に関する話 「カプセル内視鏡」

毎日新聞よりちょっと大きめのカプセルを飲み込むと、胃から肛門まで、お腹の中をくまなく観察して写真を撮ってくれるのが「カプセル内視鏡」です。驚くことに、お腹の中で撮影した写真は、コンピューターに送信されてくるので、便と一緒に出てくるカプセルを回収する必要がありません。撮影する写真は5,000枚にもなります。
現在は、「胃カメラも大腸カメラも受けたけど、出血の原因が分からない場合」のみ保険適応となっていますが、今後は、ドンドン適応が拡大されていくことでしょう。北九州市内では産業医大で受けることが出来ます。
時々、「カプセル内視鏡が普及すると先生は困るでしょう?」って聞かれますが、そんなことはありません。カプセル内視鏡が普及すれば、やはり、精密検査で胃カメラや大腸カメラを受けなくていけない場合がさらに出てくるからです。

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