
よもやま話(31) 「子育てのヒント」
先日、大腸カメラを受けて頂き、「心配ないですよ。」という説明をした後です。安心されたのでしょうか、その年配のご婦人は会話の流れから子育ての話をされました。
昔、成人前の息子さんが、一時期ぐれかけたそうです。夜な夜な、悪い仲間と暴走族まがいのことをしに出かけていたそうです。お母さんは、内心は心配でたまらなかったのですが、顔はにっこり微笑んで「○○、あんたがそうしたいなら、楽しんでおいで。」といって送り出したそうです。夜中の2時頃息子が帰ってきました。「まだ起きていたの?」「いや、寝とったよ。たまたま目が覚めただけよ。ご飯たべる?」そう言いながら、息子に温かいご飯を出したそうです。これを3日続けたら、自然に息子さんは深夜の外出を止めたそうです。
「自分の子供だから」「悪いことをしているから」と叱りつけるのが普通だと思うのですが、怒らないで、子供に親の気持ちを悟らせたお母さんの勝ちですね。
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