クリニック通信(20) 「早期発見で大切な「いのち」を守ろう。」
12月15日付けの「北九州市政だより」ご覧になった方も多いかと思います。
1面の特集は「がん検診」でしたね。北九州市が、本気で市民の健康を考えている記事だなと思いましたので、ブログでも取り上げようと思いました。
「平成20年度、北九州市では3209人の市民ががんで亡くなりました。
がんは、市民の死亡原因のトップで、全体の3分の1を占めています。
北九州市のがんによる死亡者数は、政令指定都市(人口50万以上の市)の中でもっとも高い値となっています。
(中略)
初期のがんは自覚症状がありません。
かつて、がんは治らない病気とされてきましたが、早期のがんは「治る病気」となりました。
だからこそ、命を守るためにも、がん検診が重要です。
(中略)
北九州市は現在、胃がん。子宮頚がん、肺がん、乳がん、大腸がん、前立腺がんの6つのがん検診を行っています。
しかし、平成20年度の市民の受診率は全国平均に比べ低く、大腸がん、胃がん、乳がんに関しては政令指令都市のなかで最低です。
ただ、受診率が低い中でも、平成21年度に健診を受け372人もの人が「がん」と診断されたことは見逃せません。
健診を2年以上受けていない人の理由の上位に「健康状態に自信があり、必要性を感じないから」「面倒だから」「時間がなかったから」などが挙げられています。
ひそかに進行しているがんに気が付かず、働き盛りや充実したプライベート、老後を送っている最中に、がんの症状で倒れ、大事な家族や友人を残したままがんで死を迎えてしまうのは大変残念なことです。
がんから命を守るためには、早期発見・早期治療が重要です。市が実施しているがん検診は、すべて1000円以下で受信できます。」(市政だよりより)
この一面の記事のほかに、保存版として「がん検診ガイドブック」もあり、解りやすく説明されています。
中野胃腸クリニックで行っているがん検診は「大腸がん検診」と「前立腺がん検診」です。
早期がんのうちに発見できる時間はたった1~2年です。健康な人こそ、がん検診を定期的に受けましょう。
中野胃腸クリニックの検診のページはこちらからどうぞ
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