よもやま話(55) 「ドクターサロン」
最近、あれこれと忙しいことにかこつけて、医学論文を読むことがめっきり少なくなってしまいました。診察室の壁一面が本箱になっており、必要な医学書は、診察の最中でも直ぐにひも解けるようにしています。わからないことや曖昧な記憶はちょこちょこっと調べることが出来ます。しかし、じっくりと医学論文(文献ともいわれます)を読まなくなったため、どんどん知識が減っていくような気がします。
私は「朝型人間」ですので、診察開始の2時間前にはクリニックに来ています。そして、朝の診察が始まる前に、前日のカルテを整理したり紹介状の返事を書いたりしています。そこで、毎朝、診察室に座ったら、兎に角、まず最初に「ドクターサロン」という小冊子の1話を読むことにしました。これは、ラジオ放送したものを文章に起こしたもので、司会者と専門医の会話形式で話が進んでいきます。この小冊子、実に内容はハイレベルで、かつ、広範囲にわたっています。自分の専門分野のみならず医学全般をカバーしてくれる代物です。この習慣を是非長く続けたいものです。
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