
クリニック通信(49) 「大腸カメラと炭酸ガス」
大腸カメラは、腸の中を観察しやすい状態に保つために空気を送りながらカメラを進めていきます。しかし、腸に送り込んだ空気は、検査後の膨満感や腹痛の原因となります。この問題を解決するために、この度、炭酸ガス(二酸化炭素)装置を導入しました。炭酸ガスは体内への吸収がとても良いため、腸内に送気した炭酸ガスも速やかに体内に吸収されます。ですから、大腸カメラが終わった時、腸内にほとんど気体が残らないのです。体内に吸収された炭酸ガスは吐いた息として排出されますので、身体に害はありません。
すでに炭酸ガスを用いて大腸カメラをおこなっているのですが、「以前よりも検査後がとても楽に感じる。」と好評です。これから益々「楽な大腸カメラ」を皆さんに提供出来ると思います。
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