クリニック通信(52) 「大腸カメラ挿入のコツ」
先日、医師会主催の勉強会に参加してきました。大腸カメラが上達するコツについての講演でした。
いくつかポイントがあったのですが、一番印象に残っているのが、「カメラで見える2時方向に管腔の先を持ってくると良い」というくだりでした。私も何となくそうしていたからです。「何だ、いつもの方法で良いのだ。」とちょっと嬉しくなりました。違っていたのは、管腔の先を2時方向へ持っていく方法でした。私はカメラ自体を左右に回すことで2時方向にもっていたのですが、講師の先生は、6時方向をちょんちょんと叩くことで2時方向に持っていけると解説されていました。早速、実践してみたのですが、なかなか思うようにいきません。気が付いたら、慣れ親しんだ自分のパターンに戻っていました。
確固たる自分の技術も必要ですし、新しい技術を取り入れることも必要です。そのバランス感覚が難しいですね。
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