高血圧シリーズ(3) 「塩分の取り過ぎ?」

高血圧シリーズ(3) 「塩分の取り過ぎ?」

脳卒中の最も大きな原因である高血圧症ですが、日々の診察で度々遭遇します。

塩分の取り過ぎ?高血圧といえば「塩分の取り過ぎ」というイメージが強いですが、実際に塩分を控えて血圧が下がる人は4人に1人程度です。もちろん、塩分を控えることは高血圧の治療として大切なことですが、思ったほど大きなウエイトを占めていません。

意外に関連があるのが「睡眠不足」です。ストレス等で不眠症になると、高血圧になるリスクが5倍になると言われています。血圧の高い方は、ちゃんと睡眠時間がとれているか確認してみてください。

高血圧の原因は、その他にも、遺伝、運動不足、肥満、加齢、過度の飲酒、喫煙、など様々な要因が指摘されています。

【おまけ】その昔、刑事さんが容疑者を取り調べる時に、自供を促す作戦として「塩抜き」の食事を出していたそうです。そうすると、容疑者は意志が弱くなり自供するらしいのです。それぐらい、人間には塩が必要なのですね。(あくまでも噂話のレベルですが。)

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