よもやま話(105) 政治家の言葉
政治関連のテレビ番組を観ていて、私にとってのキーワードが2つあります。
①安心安全
「それを目指す(確率を上げる)」という意味であることは理解していますが、それを成し遂げることは不可能です。安心安全な社会ってあり得ますか? いくら自分自身が気を付けていても、人口の一定の割合で犯罪者はいるのです。予期せぬ事故だって起こります。物体が動けば、運動エネルギーが発生するわけで、そのエネルギーは危険なものになりえます。
日本では子供が学校に行く時、玄関で送り迎えをします「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と。映画を見ていると、アメリカでは親が車で学校まで送り迎えしています(スクールバスの場合もありますが)。少なくとも日本はアメリカより安心安全な国だと思います。
② 無駄を無くす。
以前、知り合いの大学病院の教授が「無駄を省くということで、秘書さんが配置されなくなってしまい、困っている。」と嘆いてました。
教授自らが、電話を取り、アポイントの管理をしているようです。
確かに、病院経営という視点でみれば、教授秘書は無駄でしょう。診療においては何の利益も出ませんから。しかし、教授が、診療・教育・研究に専念出来なければ、その方がよっぽど無駄だと思いませんか?
立場がかわれば、無駄の意味も変わるのかもしれません。
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