低糖質(ローカーボ)ダイエット(7)   注意するべき食べ物 「低GI食品」

低糖質(ローカーボ)ダイエット(7)   注意するべき食べ物 「低GI食品」

それは、あまりにも衝撃的な患者さんの一言でした。「私、低糖質ダイエットで20kg痩せたんです。最初の1カ月で5kg痩せました。」
ムムッ! 聞き捨てならぬ。さっそく、低糖質(ローカーボ)ダイエットを始めました。

食後の血糖の上昇度を示す「GI値」。「低GI食品」がもてはやされていますが、要注意です。

① 果物(くだもの)
5年前に「ブログでダイエット」というタイトルで1年半の間、低炭水化物ダイエットをおこない、失敗に終わっています。ブログを読み直してみますと、『果物は例外にします。』って書いてますね。毎朝、果物にヨーグルトをかけた朝食をとっていました。こりゃ、ダメですね。
果物の甘さの元である「果糖」は果糖のままで血中をまわります。従って、血糖は上がりませんが(血糖はブドウ糖を測定するため)、果糖は中性脂肪に変化し、体重増加をきたします。

② そば
そばはカロリーも低めで、見た目も健康に良さそうです。しかし、糖質を大量に含んだ食材であることに変わりありません。しかも、「そば湯」にも糖質がたっぷり含まれていますので、甘くなくとも、危険です。

③ 雑穀米、玄米食
食物繊維やビタミンが沢山とれて、健康的なイメージですが、お米であることに変わりはありません。白米を食べるよりは、多少、血糖値の上昇は抑えられるかもしれませんが、わずかな差にすぎません。

【今さらですが・・・】
なぜ、前回の「低炭水化物ダイエット」が失敗に終わったか、ブログを読み直してみるとよくわかりました。
・朝食に果物
・昼食はおにぎり2個のみ。しかも、夕方お腹が空く→悪循環。
・夕食にビール(醸造酒)
・運動は週1回のウォーキングのみ。
・間食禁止。しかし、実際は、リバウンドでスイーツをドカ食い→自己嫌悪。

全然、炭水化物じゃないんですね。ダイエット前よりは炭水化物の量を減らしたんでしょうけど・・・。結局、空腹に耐えられず、リバウンドしてます。