
平成28年 診療報告
平成28年も多くの方に当クリニックを受診して頂きました。本当にありがとうございました。
当院の診療内容を知って頂くために、昨年1年間の患者数をご報告いたします。
1)内視鏡検査を受けた方が、2,125名います。
胃カメラを受けた方 1,180名
大腸カメラを受けた方 945名
食道アカラシアの方が1名います。
食道異形成(前がん状態)の方が1名います。
胃がんが見つかった方が10名います。
(2名の方は粘膜内がんでした。内視鏡治療で完治しています。)
(グループ2からグループ5に変わった方が1名います。)
(ピロリ菌除菌後に胃がんの見つかった方が1名います。)
胃のアニサキス虫体を除去した方が1名います。
胃カルチノイドの方が1名います。
胃拡張の方が1名います。
胃粘膜下腫瘍の方が2名います。
大腸がんが見つかった方が24名います。
(6名の方は粘膜内がんであったため、内視鏡治療で完治しています。)
(1名の方が粘膜下層までがんがあっため、内視鏡治療後に外科的切除術を追加しました。)
大腸ポリープの切除を受けた方が88名います。
直腸カルチノイドの方が1名います。
2)ヘリコバクターピロリ感染症 除菌に成功した方が120名います。
ヘリコバクターピロリ菌に感染している場合、まず1次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えなかった場合は2次除菌をおこないます。
2次除菌でも消えなかった場合、3次除菌を勧めています。ペニシリンアレルギー方専用の除菌治療もおこなっています。
1次除菌で菌が消えた方が99名います。
2次除菌で菌が消えた方が19名います。
ペニシリンアレルギー用の除菌治療で菌が消えた方が2名います。
3)炎症性腸疾患
潰瘍性大腸炎の方が52名います。
(1名の方は生物学的製剤(ヒュミラ)の投与を受けています。)
クローン病の方が9名います。
(7名の方は生物学的製剤(レミケード)の投与を受けています。)
4)細菌性腸炎
便の培養検査で細菌が検出された方が10名います。
病原性大腸菌(5名)、黄色ブドウ球菌(5名)です。
5)急性虫垂炎の方が6名います。
3名は手術になりました。
6)ジスト(GIST:消化管間質腫瘍)の方が2名います。
胃GISTの方が1名います。
小腸GISTの方が2名います。
(内服治療(グリベック)を受けた方が1名います。)
7)肝臓の病気
B型肝炎に対して抗肝炎ウイルス剤(バラクルード)の内服治療を受けた方が5名います。
肝臓がんの方が1名います。
原発性胆汁性肝硬変症の方が11名います。
自己免疫性肝炎の方が2名います。
8)胆道疾患
胆石が見つかった方が28名います。
(11名が手術を受けられました。)
急性胆嚢炎の方が1名います。
胆嚢がんの方が2名います。
総胆管結石の方が4名います。
(4名とも内視鏡的乳頭括約筋切開術を受けられました。)
9)すい臓の病気
急性すい炎の方が5名います。
(特発性が4名、アルコール性が1名です。)
慢性すい炎の方が10名います。
すいのう胞の方が1名います。
すい臓がんの方が4名います。
すい腫瘍の方が1名います。
10)糖尿病
インスリン注射を受けた方が4名います。
インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬)の治療を受けた方が51名います。
11)甲状腺の病気の方が10名います。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病) 1名
甲状腺機能低下症(橋本病) 9名
12)禁煙外来を受けた方が38名います。
13)インフルエンザにかかった方が57名います。
14)24時間心電図を受けた方が1名います。
15)睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた方が17名います。
持続陽圧呼吸療法を受けた方が3名います。
16)スパイログフィー検査(肺年齢測定)を受けた方が18名います。
17)その他の疾患
乳がん
尿管がん
肺化膿症
シェーグレン症候群