内視鏡の抵抗感をなくすために
中野胃腸クリニックができること

胃・大腸の内部を直接観察することで小さな病変でも発見できる「内視鏡検査」ですが、 特にお尻から検査しなければならない「大腸内視鏡検査」は多くの方に抵抗があるようです。 中野胃腸クリニックでは検査に対する恐怖心や羞恥心を軽減するために様々な工夫をしています。

検査の前にまずお電話にてお問い合わせください
事前に外来を受診が必要となります。検査前の食事制限などを詳しくご説明した後に検査日を決定いたします。
093-230-0230
093-230-0230

胃カメラ
検査前日の夕食は硬いものをさけ、消化の良いものを21時までにすませてください。検査当日は、絶食で来院していただくだけで大丈夫です。検査時間は10分程度です。病変があった場合やピロリ菌の有無を調べる際に「生検」といって胃の粘膜の一部を採取することがあります。
大腸カメラ
検査前々日の就寝前に軽い下剤、検査前日の就寝前に下剤を飲んでいただきます。消化のよい食事を取ってください。検査当日は朝食抜きで来院、専用個室で3時間ほどかけて下剤を飲んでいただきます。検査時間は15分程度ですが、終了後1時間程度はベットで安静にしていただきます。
注意事項
・「感染症(B型肝炎、C型肝炎、梅毒)」があると、内視鏡機器の洗浄・消毒の方法が通常の場合と異なります。そのために前もって「感染症」の血液検査を受けて頂きます。過去に当院で確認済みであれば省略します。
・血液をサラサラにする薬(ワーファリン、バイアスピリンなど)を内服されていますと、生検やポリープ切除が出来ません。数日前から内服を中止しておくことが必要ですので、必ず申し出てください。
・ご希望の方には、検査が楽に受けられるように適量の『鎮静剤』を使用します。この場合、薬の効果が切れるまでの間(60分程度)、院内で安静に過ごしていただきます。なお、鎮静剤を使った場合、車の運転は出来ませんのでご注意ください。
・「直ちに検査した方がよい。」と院長が判断した場合は、ご本人と相談の上、初診当日でも検査を受けていただくことがあります。(この場合のカメラの洗浄・消毒は「感染症あり」としておこないます。)
・検査中の呼吸状態を管理するために指先にセンサーを付けます。濃いマニキュアなどはご遠慮ください。
close
トイレ付個室をご用意しています
大腸カメラの検査を受ける前に合計5.6回はトイレに行かなければなりません。そこで、当院では下剤を飲むためのトイレ付個室を用意しています。看護師が様子を伺いに来る以外は誰とも会うことはありません。付添いの方が一緒に過ごせる十分なスペースを確保、個室は防音シートで覆われていますのでご安心ください。
プライバシーが守られた検査室
検査室は完全な個室となっています。カーテン一枚隔てて、隣に別の方が検査を受けているといったことはありません。検査を受けている方がスタッフ以外の目に触れることはありませんのでご安心ください。また、当院では、院長以外全員女性のスタッフですので、女性の方でも特に気兼ねなく検査を受けることが可能です。
安全で痛みの少ない検査
内視鏡検査に対する不安や恐怖のために受診が遅れ、病気が進行してしまうことほど不幸なことはありません。それは、内視鏡検査に伴う苦痛(痛み)が大きな要因と言えるでしょう。私はこれまで検査時の苦痛を出来るだけ少なくするために工夫してきました。その結果、バイタルサイン(血圧・脈拍・酸素濃度など)をモニターしながら、安全な鎮静剤を必要最低量にて用いること。さらに、痛みを感じさせない内視鏡テクニックによって検査に伴う苦痛と負担を極力少なくできるようになりました。
熟練の内視鏡検査技師と看護師
内視鏡検査を受けていただく上で、まず安全であることが大前提でしょう。実は、内視鏡検査時の偶発的事故は減ったとはいえ、現在もまれに起こっています。しかし、その多くが医師の経験不足によるものだと言われています。
内視鏡検査は「カメラで見て診断する」わけですから、経験が非常にものを言う検査です。 見たことがないものは異常と認識しない可能性もあります。大学病院では、修練中の医師が検査している時は、腸が映し出されているモニターの前に何人かの指導医が二重三重にチェックしているものです。私は24年間の臨床経験を通して、本当に数多くの内視鏡検査を経験してきました。これらの知識と経験は私の医師としての最も大事な財産だと思っています。また、サポートする看護師も大腸内視鏡検査に10年以上携わっており、安全に検査が進むようにお手伝いします。
胃カメラ
GIF-1200N
スコープの直径が5.4mmの「極」細径です。経鼻と経口のどちらにも使用できます。 検診の方(北九州市胃がん検診、協会けんぽ生活習慣病健診など)には、このスコープを使っています。健康管理のための検査ですから、内視鏡検査が苦手にならないように苦痛を小さくするためです。
GIF-PQ260
スコープの直径が7.7mmとかなり細い方です。しかし、高画質であり、非常に重宝しています。現在は生産終了となっているようです。私は「より少ない苦痛でより小さながんを見つけること」を目的とするのであれば、このスコープが最適だと思います。
GIF-XQ260
スコープの直径は9.0mmと当院のラインアップの中では最も太いタイプです。もっぱら、異物回収時に使います。異物誤飲した場合に、先端に専用のアタッチメントを装着し、鉗子で異物をその中に回収します。
光源はEVIS LUCERA ELITE(イーヴィス ルセラ エリーテ)を使用しており、高画質(ハイビジョン)で大画面のモニターを見ながら内視鏡検査をおこなっています。内視鏡観察時には、染色法(ルゴール散布)、コントラスト法(インジゴカルミン散布)、光デジタル法(NBI観察)を組み合わせて、がんの早期発見に心がけています。
大腸カメラ
CF-H260AI(2本)
標準的なスコープです。すべての方に使えますが、特に成人男性との相性はピッタリです。スコープに適度の硬さがあり(硬度可変式なので更に使い勝手が良いです)、直進性に優れています。スコープの安定性が高いため、ポリープ切除などの処置が安全におこなえます。
PCF-PQ260I
ズバリ、女性専用です。特に小柄な方やBMIが20以下のやせ型の方に重宝しています。スコープ経が細く、とても柔らかいのです。直径が細くても、ちゃんと、ポリペクトミーも出来ます。特に威力を発揮するのが、腹部の手術(帝王切開を含め)を受けている方の場合です。手術によって腸が癒着していても、大腸の走行に従って無理を強いることなくスコープを挿入することが可能です。スコープが進み易くなるように看護師さんにお腹を圧迫してもらって楽に検査が出来るように工夫しています。
PCF-H2901
スコープの太さや硬さは中間的存在です。 体格の良い女性や背の高い女性、あるいはやせ型の男性に使っています。背の高い方は大腸も長いので、身長でスコープの機種を使い分けています。先端部から20cmほどの場所で腸の曲がりに一致してスコープが屈曲すること(受動湾曲)で、強い屈曲部の通過をスムーズにしてくれます。
close
検査終了後の安静を
当院では、検査終了後、ベットごとリカバリー室で休息を取っていただきます。広々とした、気持ちの良い空間を用意しました。数十分程仮眠し、日頃の疲れも一緒にお取りください。
パウダールームでの身支度を
検査が終わり、身も心もすっきりした後は、パウダールームをご利用ください。決して豪華ではありませんが、気持ちの良い部屋を用意しています。女性の方はここでお化粧直しも可能です。
ビューワーによる医師の説明
「百聞は一見にしかず」。
内視鏡検査の結果は、一緒にモニターを見ながらご説明いたします。もし、外科手術などの必要性がある病気が見つかった場合は、ご希望の病院を紹介いたします。また、その病気を治すのに最良の方法をご提案いたします。なお、ご希望の方には内視鏡写真をお渡ししますので遠慮なくお申し出ください(要別途費用)。
ハイバックチェア
検査も終わり、医師の説明も聞き、会計を済ませるだけです。が、家族の迎えまで少し待ち時間がある、まだ少し気分がすぐれない…などのために、待合室とは別に休憩できる場所をご用意いたしました。
ハイバックチェアにゆっくりと座り、外の景色をぼんやり眺めながら、お茶を飲んだりして過ごせば、ゆっくりとした気分で、体調ももどられることでしょう。
徹底した内視鏡機器の洗浄と消毒
内視鏡機器を介しての感染、特にピロリ菌の感染が問題となって以来、内視鏡機器の洗浄・消毒のガイドラインが作成されました。しかし、ガイドラインは強制するものではありません。また、せっかく高性能の洗浄機器を採用していても、消毒液の交換時期など規格通りに使用しなければ、本来の能力は発揮できません。当院では、ガイドラインにのっとり、徹底した洗浄と消毒を行い、検査を受ける方のみならず、スタッフへの健康管理にも注意を払うことで、目に見えないところも手を抜かず、しっかり責任を果たしています。
洗浄
洗浄は、全過程の中で最も重要な部分です。洗浄を十分に行うことで大部分の感染は予防できます。当院では、シンクを「清潔」「不潔」の2つに分けています。すでに消毒液に漬けた物品は「清潔」用シンクで水洗いし、そうでないものは「不潔」用シンクで水洗いしています。
消毒
高水準の消毒力を有する「過酢酸」を用いて消毒する内視鏡洗浄装置を使用しています。これによって、芽胞以外の病原体は完全に殺滅することが出来ます。唯一の欠点はその臭気です。「酢酸」は「お酢」のことですから、どうしても臭いが残りますが、それ程気にはなりません。
オートクレーブとディスポーザブル
高温・高圧水蒸気を用いた滅菌「オートクレーブ」を導入しています。また、ポリペクトミーの際に用いる「局注針」「スネア」はディスポーザブル(1回使い切り)を使用しています。
浄水器のお水で下剤を調合
検査を受ける方により安心していただくため、下剤を作るお水にもこだわっています。水道水ではなく、浄水器を通したお水で下剤を調合していますので安心してお飲みください。