令和2年の診療報告

令和2年は新型コロナウイルス感染症の影響で受診控えが目立ちました。そんな中、多くの方が当クリニックを受診してくださいました。本当にありがとうございました。
当院を知って頂くために、昨年1年間の診療内容をご報告いたします。

1) 内視鏡検査を受けた方が1,916名います。
胃カメラを受けた方 1,056名
大腸カメラを受けた方 860名
『胃ドック』を受けた方 1名

食道がんが見つかった方が3名います。

北九州市の胃がん検診を受けた方が121名います。
胃がんが見つかった方が9名います(最年少33才)。
5mm以下の微小胃がんの方がいます。内視鏡治療で完治しています。

大腸がんが見つかった方が12名います(最年少43才)。
3名の方は粘膜内がんであったため、内視鏡治療で完治しています。
直腸カルチノイドの方がいます。内視鏡治療で完治しています。
大腸ポリープ切除術を受けた方が218名います。

2) ピロリ菌の除菌に成功した方が68名います。
ヘリコバクターピロリ菌に感染している場合、まず1次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えなかった場合は、2次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えた方が56名います。
2次除菌で菌が消えた方が12名います。

3) 炎症性腸疾患
潰瘍性大腸炎の方が59名います。
1名の方は生物学的製剤(ヒュミラ)の投与を受けています。
大腸がんを合併した方が1名います。大腸全摘出術が施行されています。
クローン病の方が8名います。
7名の方が生物学的製剤(レミケード6名、ヒュミラ1名)の投与を受けています。
腸型ベーチェット病の方が1名います。

4) 細菌性腸炎
便の培養詳細で細菌が検出された方が13名います。
一番多かったのは、黄色ブドウ球菌(7名)で、次に多かったのが病原性大腸菌(6名)でした。

5) 急性虫垂炎が7名います。
1名は手術になりました。
本来右下腹部にある虫垂が、正中左側にあった方が1名います。

6) 肝臓の病気
B型肝炎に対する抗ウイルス剤(エンテカビル)の投与を受けた方が5名います。
原発性胆汁性胆管炎の方が16名います。
自己免疫性肝炎の方が2名います。

7) 胆道疾患
胆石が見つかった方が24名います(最年少25才)。
5名が手術を受けられました。
総胆管結石の方が2名います。
1名が手術を受けられました。

8) すい臓の病気
すい臓がんに伴う随伴性急性膵炎の方が1名います。
慢性膵炎の方が4名います(アルコール性3名、特発性1名)。
すい臓がんの方が2名います。

9) 糖尿病
インスリン治療を受けた方が2名います。
インクレチン関連薬(DDP-4阻害薬)の投与を受けた方が61名います。
SGLT2阻害薬(余分な糖を尿に排泄する薬)の投与を受けた方が1名います。

10)甲状腺の病気の方が17名います。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病) 3名
甲状腺機能低下症(橋本病) 14名

11)禁煙外来を受けた方が11名います。

12)インフルエンザにかかった方が9名います(1月~2月)。
*3月以降はインフルエンザウイルス抗原定性検査を中断しています。

13)24時間心電図を受けた方が5名います。

14)睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた方が1名います。
1名が持続陽圧呼吸療法(CPAP)を導入されました。

15)スパイログラフィー(肺年齢測定)を受けた方が1名います。

16)ノロウイルス検査を受けた方が2名います。

17)新型コロナウイルス感染症関連
『帰国者・接触者相談センター』にPCR検査を依頼した方が3名います。
*当院は院内でのPCR検査を実施していません。

18)その他
レンメル症候群、膀胱がん(手術)、起立性低血圧、S状結腸憩室穿孔(手術)、原発性骨腫瘍、ナットクラッカー症候群

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