クリニック通信(2) 「ピロリ除菌の成績」
開院１周年を迎えるにあたって、この1年間でどんな成果を挙げたのか、クリニックのデータをまとめてみました。
その１【ヘリコバクターピロリ菌】
この1年間でヘリコバクターピロリ感染症に対して除菌療法（２次除菌も含みます）を受けられた方が83人いらっしゃいます。
その中で、ピロリ菌が消えたかどうか除菌の判定検査（尿素呼気試験）にこられた方が42人です。
さらにその中で、ピロリ菌が消えたことを確認出来た方が41人です。唯一、１人の方が１次除菌に失敗した時点で治療を終了されています。ですから、97.6％（41/42）の確率でピロリ菌の除菌が成功しています。なお、除菌が成功した41人の内９人は１次除菌では消えなかったため２次除菌で消えています。除菌に成功なさった皆さん、おめでとうございます。良かったですね。
残りの41人の方は除菌療法を受けて頂いたままになっています。心当たりのある方は、今からでも間に合いますので、判定検査を受けて頂くことをお勧めします。
胃潰瘍の大きな原因となっているピロリ菌感染ですが、除菌することで潰瘍になりにくい体質になるばかりか、胃がんの予防効果もあります。しかも、一度除菌すれば、99％の確率で再感染しません。
追伸：７月１２日（月）、１３日（火）、１４日（水）の3日間、当院のロゴマークが焼印された饅頭をお配りいたします。数に限りがありますので、お渡しできない時は、ご了承下さい。
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