Archive for the ‘クリニック通信’ Category

ホルター心電図 

日曜日, 5 月 16th, 2021

横向いてますね。この度、ホルター心電図を採用しました。タテヨコ4cm程度の小さな器械です。これを24時間、首からかけておくわけです。これまでは、必要な時に、検査会社さんからお借りしていましたが、患者さんの都合と検査会社さんの貸し出しの在庫があるか否かなど、調整が大変でした。これからは、自前のものがあるわけですから、その日から検査を始めることが可能になりました。

APチェック (急性膵炎の迅速診断キット)

金曜日, 2 月 12th, 2021

緑色がすい臓です。重さわずか120gです。
急性膵炎は、血中や尿中の膵酵素が異常に高値であることが診断の決め手になります当院では、アミラーゼ、リパーゼおよびトリプシンといった膵酵素の測定は血液検査会社に依頼していますので、すぐその場では結果が出ません。大抵は翌朝で、特別に急いでもらっても、3時間ぐらいかかります。急性膵炎の治療は早ければ早い方が良いので、いつも、何か良い方法はないものかと思案していました。
この度、わずかな尿で、その場で急性膵炎が診断出来るキット(商品名:APキット)が発売されました。尿中にトリプシノーゲンが検出されれば、急性膵炎です。血中のアミラーゼやリパーゼに異常値が出ることと検出能力に大きな差は認めず、信頼度の高い検査です。早速、当院も採用しました。もう、膵炎かどうかでやきもきすることは大幅に減らされることでしょう。

ここからは余談です。
APチェックを通常業務に乗せるまでの道のり
1. APチェックを取り扱っている業者を探す。製造会社に相談したら、すぐに数社の取扱業者さんを教えてくれました。
2. すべての取り扱業者に見積もりをお願いする。同じ試験薬でも、業者によって値段が違います。一番安いところに決めたいのですが、なかなか返答がないので、待ちきれず、最初に回答があった業者に決めました。
3. 電子カルテに「APチェック」を登録する。院内検査なので、結果入力の枠も電子カルテ上に作成する。検査料(105点)とは別に、検査判断料34点(検体が尿であるため)も設定する。
4. スタッフにキットの取り扱い方を説明する。受付には、コストの算定方法を伝える。
5. ブログやフェイスブックでAPキット採用を告知する。

という具合に、たった一つの検査でも、新規に始めようとするとかなりの労力を要します。開院した当初は、この作業の連続だったわけですから、我ながらよく頑張ったなと思います。

令和2年の診療報告

日曜日, 1 月 3rd, 2021

令和2年は新型コロナウイルス感染症の影響で受診控えが目立ちました。そんな中、多くの方が当クリニックを受診してくださいました。本当にありがとうございました。
当院を知って頂くために、昨年1年間の診療内容をご報告いたします。

1) 内視鏡検査を受けた方が1,916名います。
胃カメラを受けた方 1,056名
大腸カメラを受けた方 860名
『胃ドック』を受けた方 1名

食道がんが見つかった方が3名います。

北九州市の胃がん検診を受けた方が121名います。
胃がんが見つかった方が9名います(最年少33才)。
5mm以下の微小胃がんの方がいます。内視鏡治療で完治しています。

大腸がんが見つかった方が12名います(最年少43才)。
3名の方は粘膜内がんであったため、内視鏡治療で完治しています。
直腸カルチノイドの方がいます。内視鏡治療で完治しています。
大腸ポリープ切除術を受けた方が218名います。

2) ピロリ菌の除菌に成功した方が68名います。
ヘリコバクターピロリ菌に感染している場合、まず1次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えなかった場合は、2次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えた方が56名います。
2次除菌で菌が消えた方が12名います。

3) 炎症性腸疾患
潰瘍性大腸炎の方が59名います。
1名の方は生物学的製剤(ヒュミラ)の投与を受けています。
大腸がんを合併した方が1名います。大腸全摘出術が施行されています。
クローン病の方が8名います。
7名の方が生物学的製剤(レミケード6名、ヒュミラ1名)の投与を受けています。
腸型ベーチェット病の方が1名います。

4) 細菌性腸炎
便の培養詳細で細菌が検出された方が13名います。
一番多かったのは、黄色ブドウ球菌(7名)で、次に多かったのが病原性大腸菌(6名)でした。

5) 急性虫垂炎が7名います。
1名は手術になりました。
本来右下腹部にある虫垂が、正中左側にあった方が1名います。

6) 肝臓の病気
B型肝炎に対する抗ウイルス剤(エンテカビル)の投与を受けた方が5名います。
原発性胆汁性胆管炎の方が16名います。
自己免疫性肝炎の方が2名います。

7) 胆道疾患
胆石が見つかった方が24名います(最年少25才)。
5名が手術を受けられました。
総胆管結石の方が2名います。
1名が手術を受けられました。

8) すい臓の病気
すい臓がんに伴う随伴性急性膵炎の方が1名います。
慢性膵炎の方が4名います(アルコール性3名、特発性1名)。
すい臓がんの方が2名います。

9) 糖尿病
インスリン治療を受けた方が2名います。
インクレチン関連薬(DDP-4阻害薬)の投与を受けた方が61名います。
SGLT2阻害薬(余分な糖を尿に排泄する薬)の投与を受けた方が1名います。

10)甲状腺の病気の方が17名います。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病) 3名
甲状腺機能低下症(橋本病) 14名

11)禁煙外来を受けた方が11名います。

12)インフルエンザにかかった方が9名います(1月~2月)。
*3月以降はインフルエンザウイルス抗原定性検査を中断しています。

13)24時間心電図を受けた方が5名います。

14)睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた方が1名います。
1名が持続陽圧呼吸療法(CPAP)を導入されました。

15)スパイログラフィー(肺年齢測定)を受けた方が1名います。

16)ノロウイルス検査を受けた方が2名います。

17)新型コロナウイルス感染症関連
『帰国者・接触者相談センター』にPCR検査を依頼した方が3名います。
*当院は院内でのPCR検査を実施していません。

18)その他
レンメル症候群、膀胱がん(手術)、起立性低血圧、S状結腸憩室穿孔(手術)、原発性骨腫瘍、ナットクラッカー症候群

新年あけましておめでとうございます。

金曜日, 1 月 1st, 2021

初日の出!今年が皆様にとって良い年でありますようお祈りいたします。

当院は、1月4日(月)より診療を始めます。

どうか、本年もよろしくお願い致します。

令和3年元旦 中野胃腸クリニック

「極細の胃カメラ 採用しました」

金曜日, 12 月 11th, 2020

カメラの先端がわずか5mmの細さです!今年オリンパス社から新発売された、極細の胃カメラを採用しました。直径5.4mmですので、経鼻内視鏡としても使えます。
これまでの経鼻内視鏡は、口から挿入しようとすると、ファイバーが柔らかすぎて上手くいきませんでした。カメラには、ある程度の硬さが必要なのです。ところが、このカメラは、極細にも拘らず、適度な硬さがあり、直進性に優れています。極細なのに画像もとてもきれいです。
胃カメラ検査は、カメラが細い方が楽です。胃カメラ検査を迷っている方には朗報だと思います。

開院11周年を迎えました。

土曜日, 7 月 11th, 2020

11年はあっという間でした。今日、中野胃腸クリニックは開院11周年を迎えることが出来ました。これも、ひとえに、当院をご利用くださっている皆様のおかげです。同時に、クリニックを支えてくれているスタッフ全員に感謝の気持ちを伝えたいと思います。「いつも、いつも、ありがとう。」
現在、新型コロナウイルス感染症で、クリニックは大きな影響を受けています。
飛まつ感染の予防のために受付にアクリル板を設置し、『密』を避けるために診療予約や電話再診を拡充しています。発熱している方は、車中での診療になります。不自由をおかけしますが、皆様が安全に当院を受診して頂けるように考えた結果です。ご理解の程お願い申し上げます。
コロナ禍であっても、これまで以上に熱意を持って診療にあたる所存です。今後とも「中野胃腸クリニック」をどうかよろしくお願いいたします。

令和1年の診療報告

火曜日, 1 月 7th, 2020

令和1年も多くの方に当クリニックを受診して頂きました。
本当にありがとうございました。
当院を知って頂くために、昨年1年間の診療内容をご報告いたします。

1) 内視鏡検査を受けた方が2,209名います。
胃カメラを受けた方 1,259名
大腸カメラを受けた方 951名
『胃ドック』を受けた方 2名

食道がんが見つかった方が1名います。
粘膜上皮(m1)までの早期がんだったため、内視鏡治療で完治しています。
好酸球性食道炎の方が1名います。

北九州市の胃がん検診を受けた方が103名います。
胃がんが見つかった方が6名います。
アニサキス虫体を摘出した方が1名います。
PTP包装シートの誤飲の方が2名います。
内視鏡にフードを装着し、無事に回収しています。
胃粘膜下腫瘍で手術された方が1名います。

大腸がんが見つかった方が14名います。
最年少は36歳の方です。
4名の方は粘膜内がんであったため、内視鏡治療で完治しています。
大腸ポリープ切除術を受けた方が257名います。

2) ピロリ菌の除菌に成功した方が141名います。
ヘリコバクターピロリ菌に感染している場合、まず1次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えなかった場合は、2次除菌をおこないます。
2次除菌でも菌が消えなかった場合は3次除菌を勧めています。
1次除菌で菌が消えた方が117名います。
2次除菌で菌が消えた方が22名います。
3次除菌で菌が消えた方が1名います。
ペニシリンアレルギーの方の除菌に成功した方が1名います。

3) 炎症性腸疾患
潰瘍性大腸炎の方が65名います。
1名の方は生物学的製剤(ヒュミラ)の投与を受けています。
クローン病の方が8名います。
6名の方が生物学的製剤(レミケード、ヒュミラ)の投与を受けています。
腸型ベーチェット病の方が1名います。

4) 細菌性腸炎
便の培養詳細で細菌が検出された方が24名います。
一番多かったのは、病原性大腸菌(18名)で、次に多かったのが黄色ブドウ球菌(4名)でした。
病原性大腸菌のうち1名はベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌O-157でした。
抗生物質起因性の嫌気性菌クロストリジウム・ディフィシルが検出された方が1名います。

5) 急性虫垂炎が5名います。
4名は手術になりました。

6) 肝臓の病気
B型肝炎に対する抗ウイルス剤(エンテカビル)の投与を受けた方が5名います。
原発性胆汁性胆管炎の方が14名います。
自己免疫性肝炎の方が2名います。

7) 胆道疾患
胆石が見つかった方が29名います。
6名が手術を受けられました。

8) すい臓の病気
胆石性急性膵炎の方が1名います。
慢性膵炎の方が3名います。
すい臓がんの方が3名います。
膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)の方が2名います。

9) 糖尿病
インスリン治療を受けた方が2名います。
インクレチン関連薬(DDP-4阻害薬)の治療を受けた方が64名います。

10)甲状腺の病気の方が22名います。
甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病) 3名
甲状腺機能低下症(橋本病) 19名

11)禁煙外来を受けた方が12名います。

12)インフルエンザにかかった方が58名います。

13)24時間心電図を受けた方が4名います。

14)睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた方が8名います。
1名が持続陽圧呼吸療法(CPAP)を導入されました。

15)スパイログラフィー(肺年齢測定)を受けた方が7名います。

16)その他
尿管結石(手術)、絞扼性イレウス(手術)、大腿ヘルニア(手術)、食道裂孔ヘルニア(手術)
線維筋性異形成、原発性アルドステロン症(2名)、シェーグレン症候群、黒内障、副甲状腺機能亢進症

水曜日, 1 月 1st, 2020

2020年 ねずみ年です。謹んで新春のお慶びを申し上げます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。
新年から新しくスタッフ2名が加わります。より一層充実した医療を提供する所存です。

本年もよろしくお願いいたします。

令和2年1月1日 中野胃腸クリニック 中野重一

開院10周年を迎えました。

木曜日, 7 月 11th, 2019

10年はあっという間でした。本日、開院10周年を迎えることが出来ました。家族やスタッフに支えられ、当院をご利用頂いている皆様のおかげで今日までやってこられたと思います。本当に有り難うございました。10年間の積み重ねで見えてきたものがあります。それは、患者さんのことを優先することが一番大事だということです。しごく、当たり前のことのようですが、結構難しい場面もあります。しかし、患者さんを最優先することで得られる結果は、患者さんご自身の利益(健康)だけでなく、私自身やスタッフの充実感という副産物も生まれることが、この10年間の経験で良くわかりました。

これからも、より一層の向上を目指してクリニックを続けていく所存です。どうか、よろしくお願いいたします。

平成30年診療報告

金曜日, 1 月 4th, 2019

平成30年も多くの方に当院をご利用して頂きました。
本当に有り難うございました。
当院の診療内容を知って頂くために、昨年1年間の患者数をご報告します。

内視鏡検査を受けた方 2,193名
胃カメラを受けた方 1,211名
大腸カメラを受けた方 982名

胃ドックを受けた方 
胃腸ドックを受けた方 

食道がんが見つかった人が名います。
名は粘膜固有層(M2)までの早期癌でしたので、内視鏡治療で完治しています。
北九州市の「胃がん検診」を受けた方が71名います。
胃がんが見つかった人が10名います。
最初の生検はグループ2だったのに、再検査でグループ5(がん)にかわった人が名います。
ピロリ菌の除菌成功後に胃がんが見つかった人が名います。
アニサキスが見つかった方が名います。

大腸がんが見つかった方が12名います。
最年少は25歳の方です。
名の方が当院で内視鏡治療(ポリペクトミー)を受けています。
名の方は粘膜内がんであったため、内視鏡治療で完治しています。
名の方は、最深部が粘膜下層でした。摘出標本でがんは完全に取り切れていましたが、血管にがん細胞が浸潤していたため、外科手術が追加さました。
重複がんの方が名います。
名は胃がんと大腸がん、もう名は食道がんと大腸がんでした。

大腸ポリープ切除術(ポリペクトミー)を受けた方が269名います。
直腸粘膜脱症候群の方が名います。

ヘリコバクターピロリ感染症

ヘリコバクターピロリ菌に感染している場合、まず、1次除菌をおこないます。
1次除菌で菌が消えなかった場合は2次除菌をおこないます。
2次除菌でも菌が消えなかった場合は、3次除菌をおこないます。

除菌に成功した方 107
1次除菌成功 92
2次除菌成功 12
3次除菌成功  
ペニシリンアレルギーの方の除菌成功 

炎症性腸疾患

潰瘍性大腸炎の方が67名います。
名の方は生物学的製剤(ヒュミラ)の投与を受けています。
クローン病の方が名います。
名の方が生物学的製剤(レミケード)の投与を受けています。
腸型ベーチェット病の方が名います。

細菌性腸炎

便の培養検査で細菌が検出された方が21名います。
病原性大腸菌(15名)、黄色ブドウ球菌(名)、サルモネラ菌(名)でした。
病原性大腸菌のうち名はベロ毒素を産生する腸管出血性大腸菌(O157)でした。

急性虫垂炎 6名

名の方は外科手術になりました。

ジスト(GIST:消化管間質腫瘍) 3名

胃ジストの方が名います。
小腸ジストの方が名います。
内服治療(グリベック)を受けた方が名います。

肝臓病

慢性B型肝炎 抗肝炎ウイルス剤(エンテカビル)の投与を受けた方が名います。
原発性胆汁性肝硬変症の方が12名います。
自己免疫性肝炎の方が名います。

胆道疾患

胆石が見つかった方が21名います。
名が外科手術を受けられました。

すい臓疾患

急性すい炎の方が名います(原因:胆石)。
慢性すい炎の方が名います。
すい臓がんの方が名います。
すい嚢胞の方が名います。

糖尿病

インスリン治療を受けた方が名います。
インクレチン関連薬(DPP-4阻害薬)を内服中の方が66名います。

甲状腺の病気

甲状腺機能亢進症(バセドウ氏病)の方が名います。
甲状腺機能低下症(橋本病)の方が17名います。

禁煙外来を受けた方 Ⅰ7

インフルエンザにかかった方 58

スパイログラフィー検査(肺年齢)を受けた方 

24時間心電図を受けた方 

睡眠時無呼吸症候群の検査を受けた方 10

名が持続陽圧呼吸療法(CPAP)を受けることになりました。
現在、名の方が当院でCPAPを受けています。

ノロウイルスの検査を受けた方 

溶連菌の検査を受けた方 

その他の疾患

悪性リンパ腫 
腎臓がん 
尿管結石 
ネフローゼ症候群 
腹部大動脈動脈瘤(切迫破裂) 
卵巣腫瘍 
原発性アルドステロン症 
抗リン脂質抗体症候群


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