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クリニック通信(33) 講演会「早期すい臓がんの発見を目指して」(前半)

先日、すい臓がんの早期発見を目指して頑張っている先生の講演がありました。小さなすい臓がんを見つけた症例数は日本国内では突出して多いそうです。どうやって沢山の症例を見つけているかの講演でした。

すい臓がんの臨床病期分類(がんの進行度合いによって5段階に分けています)の最も初期段階である「ステージⅠ」は、がんの大きさが2cm以下であることが条件です。しかし、ステージⅠの5年生存率は50%程度です。つまりステージⅠのすい臓がんの方が2人いれば、手術をして5年生きられるのは1人だけということです。すい臓がんは2cmでも「早期発見」とは言えないでしょう。

すい臓がんの早期発見のポイントはIPMN(膵管内乳頭粘液性腫瘍)の方に定期的に精密検査をおこなうということです。IPMNは「すいのう胞性疾患」のひとつです。ですから、すい臓に関してだけは、「のう胞」は慎重に扱わなければなりません。さらに要注意なのは、のう胞自体ががんになる場合と、のう胞と全然関係ないところにがんが出来る場合があることです。のう胞だけを注意して、大きくなっていないからといって安心してはいけません。あくまでも、すい臓全体を精密検査でチェックしなければいけません。

精密検査とは、CT、MRI、超音波内視鏡(胃カメラの先端に超音波検査が埋め込んであります)などをいいます。これらを組み合わせて、定期的に検査するわけです。このあたりは特に目新しいことではないのですが、超音波内視鏡を3~6ヶ月毎に受けるというのはちょっとツライなあと思いました。

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