診療報酬シリーズ(8) 意外に注意が必要な胃薬の処方(その2)

このシリーズは、開業4年目の私の知識が、母校の新規開業した先生、あるいは、開業を控えている先生のお役にたてればと思い始めました。その対象でない方は読んでも面白くありませんので、予めご了承ください。

慢性胃炎に対する胃薬の処方が実は難しいです。「慢性胃炎」の適応がある薬は、私の知る限りでは「マーズレンS」、「マーロックス」、「酸化マグネシウム」の3剤だけです。あとの胃薬は「急性胃炎」か「慢性胃炎の急性増悪」に処方可能です。『急性』の名前がつくと、せいぜい1~2ヶ月しか認められませんので、ご注意ください。

繰り返し胃潰瘍が出来るために、長期に抗潰瘍薬を内服せざるをえないことがあります。例えば、ヒスタミン2受容体拮抗剤(商品名ガスター、等)を長期投与する場合、暗黙の了解で1年経過したら、半量に減らすことになっています。

酸化マグネシウム(商品名マグミット、他)は慢性胃炎にも便秘にも適応症がある便利な薬です。ただし、慢性胃炎は1日1g、便秘症は1日2gですので注意してください。

【教訓】慢性胃炎の薬と軽んじるなかれ(忘れた頃に、半年分まとめて査定なんてことになりかねません)

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