外来データ提出加算のススメ

外来データ提出加算のススメ

生活習慣病(高血圧、高脂血症、糖尿病)については、「外来データ提出加算」が算定できるようになりました。現時点では、3%程度しか普及していないようです。その詳細は、専門家に任せるとして、自身の取り組みから得たヒントをこれから始める先生方にお伝えしようと思います。

・試行期間

最初に2か月分の試行期間があります。当然、この2か月分は、加算はとれません。しかし、この2か月分で、修正箇所が見えてきます。私の場合、喫煙歴と飲酒歴がデータに反映されていなかったので、問診票を作り直して、受付でその結果を入力したものが、データとして反映されるように修正しました。これによって、データの修正にかかる労力が大幅に軽減出来ました。

・個別にデータ修正

該当する患者さんのデータを入力する際に、パソコン画面の左半分にデータ一覧表を、右半分にカルテを表示すると、スムーズにデータ入力がすすみます。糖尿病の患者さんであれば、眼底や腎症のチェックの有無など、診察の漏れに気が付きます。結果、その患者さんに対する理解度が深まり、データ入力は無駄な時間ではないことが分かります。

・毎朝、メールを確認する習慣が身に付く

不定期に、年に数回、『外来医療等調査事務局』から“しれっ”とメールが来ます。ソフトをバージョンアップしてください。とかとても重要なメールで、見逃すと大変なことになります。外来データ加算の算定を始めてから、必ず、毎朝、メールを確認する習慣が身につきました。

・介護の状況を把握しておく

65歳以上の方は、もれなく、介護の状況と認知症の度合いが問われます。ですから、要支援・要介護の方は、前もってデータを入力しておくと、データの修正がとても楽になります。もちろん、患者さんの介護状況を把握することで、より一層、家庭環境の理解が深まります。