医療に関する話  黄疸(5)「尿と便」

瞳の白いところ(眼球結膜)が黄色くなることを黄疸といいます。肝臓病で見かける代表的な症状のひとつです。今回は、黄疸が出現した時の尿と便の変化についてお話します。

血液中を回っている間接ビリルビンはアルブミンと結合して大玉になっているために腎臓(糸球体)でろ過されず、尿には出てきません。しかし、直接ビリルビンが増加した際は、その一部がアルブミンと結合していないため、尿に漏れ出てきます。ですから、黄疸の時は、尿が褐色調になります。「濃い尿が出た」という訴えが一番多いです。「血尿が出た」といわれる場合もあります。
閉塞性黄疸では、直接ビリルビンが腸管に出てこないわけですから、白っぽい便(灰白色便)になります。

瞳の黄疸には気付かないけれど、尿の黄染や便が白くなることには気付くことが時々あります。不思議ですね。

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