クリニック通信(55) 「産業医活動」

クリニック通信(55) 「産業医活動」

今日は、産業医をしているスーパーマーケットに伺う日です。月に1回、1時間ほど、店長さんはじめスタッフの方10名ほどと安全衛生委員会を開き、その後、職場巡視をします。
今回は、夏本番を控え、「熱中症」についての講話を依頼されていました。

ちょうど良いタイミングで、日本医師会雑誌の特集が「熱中症」でした。その中に『職場における熱中症対策』という論文が、今回のテーマにぴったりで、大いに参考にさせてもらいました。嬉しいことに、この論文の著者は母校の卒業生で、今は母校の産業医学の教授になっておられる方でした。

スーパーマーケットの従業員の方は圧倒的に主婦が多いため、家族向けに、お子さんの熱中症対策と高齢者の熱中症の特徴についてもお話ししました。

講話の最後に熱中症の対処法を説明しました。
一番簡単でかつ効果的な方法は、「蒸散冷却法」です。体の表面にハンカチやペーパータオルの濡らしたものを貼り付けて、扇風機やうちわであおぎます。水が気化される時に体から熱を奪っていくために効率よく体温を冷やすことが出来ます。

案外、効果が少ないのが、首やワキ、ソケイ部を氷水で冷やす方法です。

皆さんも、もしもの時は実践してみてくださいね。

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