診療報酬シリーズ(14)   ヘリコバクターピロリ胃炎

このシリーズは、開業4年目の私の知識が、母校の新規開業した先生、あるいは、開業を控えている先生のお役にたてればと思い始めました。その対象でない方は読んでも面白くありませんので、予めご了承ください。

img_79551平成25年2月よりヘリコバクターピロリ胃炎に対する除菌療法が保険収載されました。ただし、レセプトに内視鏡の所見を記載することが義務付けられました。

これまでは、ヘリコバクターピロリ感染症は胃潰瘍や十二指腸潰瘍が存在しないと調べることが出来ませんでした(一部例外あり)。日本消化器病学会雑誌にもコメントが載っていましたが、実際の診療の場においては、内視鏡検査をした際に、胃潰瘍がなくても、萎縮性胃炎が強い場合、ヘリコバクターピロリ感染の有無を調べている医療機関がほとんどのようです。ですから、つじつま合わせのために、いわゆるレセプト病名として「胃潰瘍」と記載されていたわけです。

これからは、「ヘリコバクターピロリ胃炎」の病名だけで除菌療法が出来ますので、大変良いことだと思います。ただし、その都度、内視鏡所見をレセプトに記載するのは、かなりの労力を要します。これも正しい医療が行われるためには仕方ないですね。

【教訓】ヘリコバクターピロリ胃炎は内視鏡所見の説明が不可欠である。

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