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中野胃腸クリニックBLOG » 院長「よもやま話」

Archive for the ‘院長「よもやま話」’ Category

よもやま話(57)  海外旅行(その6) 「道路事情」

土曜日, 7 月 9th, 2011

freeway アメリカやカナダの高速道路を走っていると、実に様々な車を見かけます。特にオンボロ車が目に付きます。中にはガムテープでドアを固定している車もあります。そんな車でビュンビュン飛ばします。大体どの車も汚れています。ピカピカに磨き上げた車なんてまず見かけません。窓はクッキリとワイパーの跡が残っています。日本では、10年以上同じ車を使うことは少ないと思います。それに、皆さん、車をきれいに手入れしていますよね。

アメリカでは、信号のない交差点に同時に進入した時のルールが難しいです。日本では「幹線道路の車が優先」で同じ広さの道路なら「左方優先」だったと思うのですが、アメリカは非常に複雑なルールがありますが、難しくて覚えられませんでした。
右側通行も慣れるまで怖いですね。右折の時に反対車線に入りそうになります。なお、国際ライセンスは日本で簡単な手続きで取得できます。

アテネ(ギリシャ)の道路はツルツルに光っています。センターラインや停止ラインもほとんど消えてしまっています。2車線なのか3車線なのか分かりません。そんな道をタクシーはビュンビュン飛ばします。
カイロ(エジプト)では幹線道路の両脇の木陰に沢山の人が座っていました。寝ている人もいます。横断歩道ではないところも平気でドンドン人が渡ります。クラクションが鳴り止みません。

旅行から帰って来て、成田空港からのバスに乗ってぼんやり景色を見ていると、「日本は、なんて静かな国なのだ。」と感じます。誰もクラクションを鳴らしませんし、大声で話す人もいません。道路は良く整備され、車も人もきちんと信号を守ります。

ひとつ気付いたことがあります。道路の両脇の白い線、あれは日本だけじゃないでしょうか。

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よもやま話(56)  海外旅行(その5) 「スキー」

月曜日, 7 月 4th, 2011

ウィスラー過去に何回か海外旅行に行きました。その時のエピソードを幾つかご紹介します。
今回は「スキー」です。

まず、ゲレンデの広さが桁はずれです。1日ですべてのコースを滑ることは不可能でしょう。それと、1本1本のリフトが長いです。ゴンドラだと、20~30分ぐらい乗っていることがあります。だから、1日に数回ゴンドラに乗れば十分なのです。

ウイスラーでは「早朝スキー」というサービスがありました。朝7時頃に30分間ほどだけゴンドラが動くのです。これに乗れば、一気に山頂近くまで運んでくれます。ゴンドラを降りると、山小屋ではモーニングサービスが用意してあります。ここで、朝食をとり、未だ誰もすべっていないゲレンデを滑ります。爽快な気分が味わえます。ふもとに着く頃は10時頃になっており、これから滑ろうとするスキー客でリフトが込み合っています。そんな光景を眺めながらロッジで一休みです。

トマム(北海道)では雲海をみるためのこういった早朝ゴンドラサービスがあり、大人気だそうです。

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よもやま話(55) 「ドクターサロン」

木曜日, 6 月 30th, 2011

最近、あれこれと忙しいことにかこつけて、医学論文を読むことがめっきり少なくなってしまいました。診察室の壁一面が本箱になっており、必要な医学書は、診察の最中でも直ぐにひも解けるようにしています。わからないことや曖昧な記憶はちょこちょこっと調べることが出来ます。しかし、じっくりと医学論文(文献ともいわれます)を読まなくなったため、どんどん知識が減っていくような気がします。
私は「朝型人間」ですので、診察開始の2時間前にはクリニックに来ています。そして、朝の診察が始まる前に、前日のカルテを整理したり紹介状の返事を書いたりしています。そこで、毎朝、診察室に座ったら、兎に角、まず最初に「ドクターサロン」という小冊子の1話を読むことにしました。これは、ラジオ放送したものを文章に起こしたもので、司会者と専門医の会話形式で話が進んでいきます。この小冊子、実に内容はハイレベルで、かつ、広範囲にわたっています。自分の専門分野のみならず医学全般をカバーしてくれる代物です。この習慣を是非長く続けたいものです。

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よもやま話(54)  海外旅行(その4) 「子供」

月曜日, 6 月 13th, 2011

過去に何回か海外旅行に行きました。その時のエピソードを幾つかご紹介します。今回は「子供」です。

 海外では日本よりはるかに子供は大事に扱われます。子供が道をヨタヨタ歩いていると、どんなにイカツイおっさんでも必ずきちんと立ち止まって子供に進路を譲ります。日本みたいに人混みで、大人にぶつかって子供が転んでしまうなんてことがありません。
 レストランやエレベーターの中でも、小さな子供を連れていると、必ず、話しかけてきてくれたり、あやしてくれたりします。社会みんなで子供を大事に育てようという意識が高いのでしょうね。

 家内が遊園地の休憩所で授乳していた時、めずらしがって子ども達が寄ってきたそうです。アメリカ人は母乳で育てないのでしょうか?

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よもやま話(53)  海外旅行(その3) 「自己責任」

土曜日, 6 月 11th, 2011

過去に何回か海外旅行に行きました。その時のエピソードを幾つかご紹介します。今回は「自己責任」です。

 グランドキャニオン(アメリカ)に鉄の柵がないことは有名ですよね。断崖絶壁の高台から落っこちてもそれは自己責任ということなのですね。
 海外でスキーをすると、リフトがとんでもなく高いところを運んでいきます。日本だったら、リフトの下に安全のためにネットが張ってありますよね。
 ミルフォードトラック(ニュージーランド)を歩いた時に「サーティ―ンミニッツ」と名付けられた断崖絶壁の広場がありました。そこから落ちたら、地面に着くまでに13秒かかるという意味なんですって。そんな危険な場所に気軽に立ち寄ることが出来ます。(私は高所恐怖症なので、近づくことすら出来ませんでしたが。)日本だったら、まず、「立ち入り禁止」の看板が立っていて、鎖が張ってあるでしょうね。

 かと思えば、『熱いコーヒーを膝にこぼして火傷した。』といって、米国マクドナルド社が訴えられ、裁判の結果、何億円もの支払いを命じられたことがニュースになったことがありました。日本だったら「熱いか冷たいかぐらいは確かめて飲まなきゃ。」って思いますよね。

 海外の自己責任って日本とものさしがかなり違いますね。

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よもやま話(52)  海外旅行(その2) 「食事」

木曜日, 6 月 9th, 2011

過去に何回か海外旅行に行きました。その時のエピソードを幾つかご紹介します。第2回目は「食事」です。

① ファーストフードかレストランか
海外旅行で食事をしようと思うと大変です。ファーストフードか格調高いレストランか両極端だからです。日本みたいに、気軽に入れるようなお店がありません。居酒屋もありません。レストランの場合、まず、予約を入れておくことが必要です。ウエイトレスさんもテーブル毎に決まっているので、通りがかりのウエイトレスさんに「すいませ~ん、お冷ください。」なんて言えないのです。テーブルに呼び出しボタンもないので、担当のウエトレスさんを探して、目と目が会うのを待ちます。その代わり、食事が楽しめるように最大限のサービスをしてくれます。チップの15%(前後)も計算が厄介です。日本のホテルでは有無を言わさず10%加算されていますが、そのほうが楽ですね。

② 炭水化物か野菜か
朝ご飯にホットケーキのお店に入った時の話です。メニューを見ると、ホットケーキ以外にはアイスクリームか、卵かベーコンか、シロップ漬けの果物ぐらいしかありません。徹底的に炭水化物オンリーです。サラダが置いてないのです。
 一方、ジュースの美味しいお店に入ると、野菜か果物オンリーです。パンやクッキーが置いてないのです。徹底的に「アンチ炭水化物」です。
その点、日本のファミリーレストランだったら、バランス良く選ぶことが出来ますよね。ただし、ホットケーキに関する限りでは、味、量とも海外の方が上だと思います。

③ 夕食の時間
とにかく、夕食にかける時間が長いですね。アテネ(ギリシャ)に行った時、お店の外にテーブルを並べて、夜風に当たりながら、お酒を飲みながら午前0時を過ぎても延々話している光景を見かけました。まあ、シエスタ(昼寝)しているので、元気なんでしょうね。日本では、食事が終わっても話し込んでいると、何度も店員さんがお冷やのおかわりにこられるので、何となく居づらくなります。

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よもやま話(51) 「評判の医院」の本

火曜日, 6 月 7th, 2011

 本屋さんで「評判の医院」とか「名医年鑑」とか「病院の実力ランキング」といったたぐいの本を目にされたことがあると思います。
 先日、クリニックに1枚のFAXが届きました。
『評判の良い医院として貴院を取材させて欲しい。その内容は数ページにわたって本に無料で掲載します。』という内容でした。最後に、小さくただし書きがありました。販売促進の協力として250冊買い取るのが条件とのこと。要は体の良い宣伝本ですよね。

 以前からこの手の本を見た時に、「誰がどんな基準で医院を選んでいるのかなあ?」と疑問に思っていました。院長の出身大学がすべて同じだった本もありました。「掲載料は頂いておりません」とわざわざ断わりが入っている本もありました。このFAXで「な~るほど」と裏事情が理解できました。

 この企画の本が書店に並んだ時、すでに、数百人の著者(数百のクリニックの院長)が各自、250冊ずつ買っているわけですから、出版社は書店で売れなくても平気かもしれません。

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よもやま話(50) 海外旅行(その1) 「あいさつ」

水曜日, 6 月 1st, 2011

過去に何回か海外旅行に行きました。その時のエピソードを幾つかご紹介します。第1回目は「あいさつ」です。

①「(Good) morning!」
アムステルダム(オランダ)に教授と一緒に学会に行った時です。時差で朝5時頃に目が覚めてしまいました。そこで、まだ薄暗い町中を1人で散歩してみました。人気は少なく、お店もパン屋さんぐらいしか明かりがついていません。向こうから女性が1人で歩いてきました。何となく緊張します。数メートルまで近づいた時、その女性は小さな声で「Morning!」と挨拶してくれました。僕も慌てて「Morning!」と返しました。無言のまますれ違うよりずーっと気分いいですよね。外国では犯罪者から身を守るためにも挨拶するそうです。ということは、私も犯罪者に見えたのかも?

②「Hi」「Thank you」
ロス(米国)に留学中の友達を訪ねて行った時です。郊外のアウトレットに買い物に行きました。
「おしげさん(注:私のことです。)、アメリカではお店に入る時、「ハイ!」って言わなイケンとよ。黙って入ったら不審者と思われるバイ。買い物したらこっちが「サンキュー」って言うとよ。」と事前に教えてもらいました。日本じゃ、お店の人が「どうも、おおきに。まいど!」って言うのになあ。逆さまやな、と思いながら聞いてました。で、カバンを買いました。いっぺんに大きく広がらないように仕掛けがしてある良いやつです。日本に持って帰って一度も使いませんでした。重くて使い物になりません。

③「A happy new year」
ウイスラー(カナダ)にスキーに行った時の話です。広場で新年を祝うカウントダウンで皆が大騒ぎしているのを眺めるのを早々に切り上げて、部屋に帰るためにエレベーターに乗った時です。小さなお子さんと2人きりでした。何となく緊張します。その子供が「A happy new year」って僕に言ってくれました。僕も慌てて「A happy new year」と返しました。いやー、小さいのにちゃんと挨拶出来て立派ですね。というより、大人の自分が情けない。

【おまけ】「May I come in?」
バンクーバー(カナダ)に夏の避暑を兼ねて行った時です。高級マンションの展示会がありました。冷やかし半分で「May I come in?」って言いながら入ってみました。そうすると、受付の女性がモナリザのほほえみの様な顔で「No problem」って言ってくれました。海外ではすっかり無口になる私ですが、この時の感動は忘れられません。

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よもやま話(49) 「自分へのご褒美」

土曜日, 5 月 28th, 2011

頑張った自分自身に何かプレゼントを買う時に「自分へのご褒美」って言い方しますよね。女性雑誌などで良くみかけるフレーズです。以前、立派な腕時計をした研修医の先生が「医師国家試験を無事合格した自分へのご褒美に買いました。」って説明していました。(マイナスイオンの記号かと思ったらブランド品のマークだったのですね。)
聞いていて何となく違和感あったのですが、上手く説明出来ませんでした。それに、他人の持ち物のことなのだからとやかく言う筋合いでもありません。

最近読んだ本に「頑張った自分へご褒美をあげる」ということは頑張った内容が本当はしたくないということである。と解説してありました。本当はしたくないことを頑張って成し遂げたからご褒美をあげる。ということですね。(ちなみに、このご褒美を設定して頑張るやり方は、やる気が出て一見良いように思えますが、頑張っている間中、知らず知らずにストレスをため込んでいるのでやめた方がいいと作者は言っています。)

これを読んで「あっ、そうか。」と納得しました。(例の研修医の先生の腕時計の件です。)医師国家試験に合格しなければ、医師として働けないのだから、医師免許を取得することは当然の目的であって、ご褒美の対象にはならないハズです。医師免許を取るための勉強が『したくないこと』では困ります。長年のモヤモヤがすっきりしました。

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よもやま話(48) 「薬の値段」

木曜日, 5 月 26th, 2011

バイアスピリン脳梗塞や心筋梗塞の予防目的に『抗血小板剤』を飲んでおられる方も多いと思います。いわゆる「血液をサラサラにする薬」ですね。その代表的な薬がバイアスピリンです。1錠が6円(薬価)します。

 

 プラビックス数年前に、ほんの少しだけバイアスピリンより優秀な新薬が発売されました。「プラビックス」と言います。1錠275円(薬価)します。なんとバイアスピリンの46倍の値段です。
 毎日、そして何年も、おそらく一生飲み続ける薬です。例えば、10年間飲んだとしましょう。バイアスピリンは2万円、プラビックスでは100万円かかります。この薬代の差に見合うだけの効果の違いがあるのか疑問です。私は、それほど発病のリスクが高くない方には安価なバイアスピリンを勧めています。

 

タケプロンラソプラン 胃潰瘍や逆流性食道炎に非常に良く効く薬に「タケプロン」という胃酸を完全にブロックする薬があります。1錠182円します。そのジェネリック(後発品)である「ラソプラン」は1錠120円です。この値段の差が新薬の開発費なのでしょうね。

 

グリベック現在、当院で処方している一番高価な薬はグリベックです。1錠2,749円します。通常は1日4錠飲みます。1か月に33万円かかります。

 

 

レミケード当院でおこなっている一番高価な点滴はレミケードです。1本100,285円です。通常1回に3~4本使いますので30~40万円になります。
いずれも高額の医療費が発生しますが、幸い「高額医療費」「特定疾患(難病)」などの制度が完備しており、実際の個人負担額は、月々数千円~数万円に抑えられます。何よりも、この薬のおかげで命が救われ、人間らしい生活が出来るようになりました。この2つの薬には本当に感謝しています。

 

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