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中野胃腸クリニックBLOG » 院長「よもやま話」

Archive for the ‘院長「よもやま話」’ Category

よもやま話(107) 10年前の自分と出会う。

月曜日, 9 月 24th, 2018

古いカルテ先日、患者さんがご家族のことを説明されている話の内容から、「それ、ひょっとしたら、主治医は自分かも知れない。」と思い当たる節がありました。水曜日の午後の休診を利用して、以前、勤めていた病院に入院カルテを閲覧しに行ってきました。10年前の自分の書いたカルテを見るのは、とても新鮮でした。

当時は、まだ電子カルテが導入されておらず、紙カルテでした。ですから、自分の肉筆を見ることが出来ました。
入院時の診察所見、診断、治療計画。
ご家族への病状説明、治療計画、予後、の説明。さまざまな検査や治療の同意書。
治療の評価
更なる追加の治療
ご家族への病状説明(入院後の経過や追加治療の必要性、など)
難病の申請手続き
等々。
人工呼吸器の設定・管理などの記載を見て「こんな難しいことをやっていたんだ」と感心しました。リスクの高い処置にも次々と立ち向かっていました。10年前の頑張っている自分と出会えて嬉しかったです。

よもやま話(106) 「寄り添う」について考えてみました。

水曜日, 5 月 10th, 2017

雪だるまも寄り添っています。最近、よく耳にする言葉のひとつに「寄り添う」というのがあります。
「被災者の皆さんに寄り添って・・・」
「患者さんの気持ちに寄り添う医療を・・・」
などです。

この「寄り添う」のイメージでは、
・そばにいて、話を聞いてあげる。
・少し離れたところから見守っていてあげる
・少しでも明るい気持ちになれるように、励ましてあげる。
等々でしょうか。

でも、「寄り添う」を行動に移すとなると難しいのです。
話を正確に理解することが、話を聞いてあげるということでもないのです。
見守っているだけでは、気付かれないかもしれません。
励ますことが本人の自信を失わせ、逆効果になることもあります。

寄り添ったつもりでも、相手が寄り添ってもらったと感じたのか分かりません。
どうすれば、「寄り添ってもらえた。」と感じてもらえるのでしょうか?

「寄り添う」って難しい。
それが出来れば、医療人として、人として、一歩前進なのでしょうね。

よもやま話(105)  政治家の言葉

金曜日, 9 月 16th, 2016

徹底的に「無駄を無くします。」政治関連のテレビ番組を観ていて、私にとってのキーワードが2つあります。

①安心安全
「それを目指す(確率を上げる)」という意味であることは理解していますが、それを成し遂げることは不可能です。安心安全な社会ってあり得ますか? いくら自分自身が気を付けていても、人口の一定の割合で犯罪者はいるのです。予期せぬ事故だって起こります。物体が動けば、運動エネルギーが発生するわけで、そのエネルギーは危険なものになりえます。
日本では子供が学校に行く時、玄関で送り迎えをします「いってらっしゃい」「おかえりなさい」と。映画を見ていると、アメリカでは親が車で学校まで送り迎えしています(スクールバスの場合もありますが)。少なくとも日本はアメリカより安心安全な国だと思います。

② 無駄を無くす。
以前、知り合いの大学病院の教授が「無駄を省くということで、秘書さんが配置されなくなってしまい、困っている。」と嘆いてました。
教授自らが、電話を取り、アポイントの管理をしているようです。
確かに、病院経営という視点でみれば、教授秘書は無駄でしょう。診療においては何の利益も出ませんから。しかし、教授が、診療・教育・研究に専念出来なければ、その方がよっぽど無駄だと思いませんか?
立場がかわれば、無駄の意味も変わるのかもしれません。

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よもやま話(104)  「勇気」

水曜日, 6 月 8th, 2016

勇気と言えば、アンパンマン!

大腸ポリープ切除術を安全におこなうには、介助の役割も大きくなります。
①ポリープの根元に生理食塩水を局注する。
②ポリープにスネアをかけて、締める。
③切除後の粘膜剥離面をクリップで縫合する。

これらの作業は、私一人では出来ません。介助者の手際の良い処置器具の操作が必要です。特に、クリップをかける際は、狭い大腸の中で、クリップを一旦広げて縫合出来るようにセットし、さらに、クリップを回転させて、剥離面の傾きにクリップの傾きを一致させます。こうすることで、クリップの左右の刃に均等な力が加わり、確実に縫合出来るのです。この操作が結構難しく、慣れを要します。

スタッフには、診療の合間に、ガーゼで作った模型の粘膜剥離面を使って、クリップで縫合する練習を繰り返して、操作に慣れてもらうようにしています。

しかし、本番はやはり緊張します。何度も経験しているスタッフでも、やっぱり緊張すると言っています。
先日「私がやります!」とポリープ切除術の介助についてくれた勇気あるスタッフがいました。とっても、嬉しかったです。操作は、確実に、慎重におこないますが、それでも、予期せぬトラブルは起こりえます。無事にすべての処置が終わった時は、スタッフと一緒にとても充実した気持ちになりました。
その勇気ある態度が、他のスタッフに波及したのでしょう。今度は、別のスタッフが自発的に介助についてくれました。

クリニックの柱は、正しい診断と的確な治療をおこなう能力だと思います。私は、勇気に満ちたスタッフと頑張っていける自信がつきました。

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よもやま話(103) サッカーU-23アジア選手権 日本代表 優勝

金曜日, 2 月 5th, 2016

ドーハの悲劇からのこの言葉! ブラジルでのオリンピック予選を兼ねた「U-23アジア選手権」で日本が2点のビハインドを跳ね返して3対2で勝ちました。嬉しかった!

私が一番感心したのは、後半も20分が経過し、残り25分しかない状態で、アナウンサーがしきりに不安や焦りをあおる言葉を連発している横で、解説の方が『大丈夫ですよ。ここから、落ち着いて、日本のペースに持っていけば良いのですから。』って話していたことです。どんなにピンチになっても、浮足立たない。いっぺんにファンになってしまいました。解説者の言ったとおりの試合展開になりました。そして、勝ちました。

監督もインタビューの受け応えが、シブくて良いですね。ただし、「昨日ははしゃぎ過ぎだと家内に怒られました。」っていうのはいただけないなあ。日本代表の監督なんだから、どんな時も堂々としていて欲しいです。奥さんとの力関係は他人に言わなくていいですから。

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よもやま話(102)   「中野先生、かわってるね。」

日曜日, 10 月 18th, 2015

牡蠣小屋の牡蠣!スタッフの知人が、牡蠣(かき)小屋で牡蠣を食べて、お腹をこわしたとのこと。タマタマ当院を受診され、私が、牡蠣がリスクの高い食材であると説明したそうです。食べない方が良いとまで言ったようです。
その結果、「中野先生、かわってるね。」という評価を頂きました。

なるほど。思い当たる節があります。
シーズンになると、牡蠣小屋で食事してお腹をこわして来院される方が多くなります。何人も続くと、「何故、不十分な加熱で牡蠣を食べるのかな。」と内心、イラっとしていました。

患者さんにすれば、牡蠣が好きなこと(特に牡蠣小屋のは美味しいそうです。)を、他人からとやかく言われたくないですよね。これからは、「牡蠣にあたったのでしょうね。」と説明し、それ以上余計なことは言わないように気を付けます。自分の意見を、患者さんに押しつけるのは、良くないですから。

当院を受診してくださった患者さんの多くは、私の診療や言動に違和感を感じた時、それを口にすることなく去っていかれることでしょう。一方、私も、何も気付かないまま日々の診療を続けていくことになります。それだけに、こういった指摘はとても有難いです。

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よもやま話(101)  最近思うこと

日曜日, 9 月 13th, 2015

胃の調子はどうですか?例えば、不幸にして胃がんになったとします。入院して手術を受け、無事に退院出来ると、命が助かったことで喜びにあふれています。

ところが、手術後最初の1~2年は、胃が無いことで、いろいろ不都合が生じます。全然、食べられなくなったり、今までのように食べると、後で苦しくなったり。10kg以上痩せてしまう方もいらっしゃいます。苦しそうです。「胃があった時に戻りたい。」「こんなんじゃ、手術した甲斐が無い。」「そうですね、ツライですね。」って聞いてあげるしかありません。

手術して数年経つと、徐々に、胃の無い体を精神的にも肉体的にも受け入れることが出来るようになるのでしょうか。痩せた体でも、出来ることを見つけて生きていることに喜びを感じられるようになられます。グランドゴルフに積極的に参加したり、少しなら食べても胸やけしないスイーツを見つけたり。同じ細い体型でも、顔の表情や目の輝きが以前と違って、とっても素敵です。

手術して5年も経つと、外科の先生から「再発の心配は無くなったので、通院は終了ですよ。」と言ってもらえます。もう、胃がんは過去のこと。意識の中からきれいさっぱり忘れ去っていいのです。それが出来る人は、さらに、前向きな人生を歩まれることでしょう。ただし、術後5年目あたりから、胃が無いことによる『悪性貧血』が出やすくなります。ビタミンB12の注射で治りますので、貧血のチェックを受けておいた方が良いでしょう。

開業医になって初めて、胃がんの発見、手術、その後の経過を「年」単位で診ていくことを経験しています。

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よもやま話(100)  ジム通い

日曜日, 8 月 9th, 2015

ジムの器械たち週6日、ジムに通っています。毎週金曜日はジムがお休みなので、行けません。
ジムに通い始めて半年が過ぎました。
元々は、身内の結婚式に参列するにあたり、「少しはスマートな体で」と思いジム通いを始めたのですが、結婚式が終わっても、続いています。私が通っているジムには12種類のトレーニングマシーンが設置されています。全機種すべてに無理の無い範囲で挑んでいます。胸、背中、大腿などの強化には適していますが、腹筋の強化や腰回りの贅肉を取るためには、これらのマシーンでは不十分です。

なぜ、ジム通いが続くのか?ひとつには、なかなか成果が出ないからでしょう。粘り強く、何年という単位で続けないと、理想とする「細マッチョ」にははるか遠く及びません。ジムでは1時間程度、時間を費やします。『1日は23時間』と割り切って、ジムを休まないように気を付けています。

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よもやま話(99) 「つい、本音が出てしまった?」

月曜日, 3 月 16th, 2015

先日、内視鏡関連の研究会に出席した時のことです。開業医の先生が演者でしたので、同じ開業医の立場として興味深く講演を聞いていました。

話の中で、「忙しい外来の合間に内視鏡検査をするためには、外来患者さんをさばきながら、手短に検査を進めなければいけません。」というお話がありました。沢山の患者さんを『さばく』という言葉に違和感を覚えました。いいようにさばかれてしまった患者さんは立つ瀬がありません。

ひるがえって、自分は少しでもそんな気持ちになっていないか、自問自答しました。内視鏡室から喉の麻酔が終わっていつでも検査が出来る合図が来ると、目の前にいる患者さんの診察を「早めに切り上げたい」と考えることが正直あります。診察が長くなりそうな時は、患者さんに内視鏡胃カメラにいかなきゃ(本心)検査のために一旦診察を中断することを了承して頂いてから診察室を離れ、検査終了後に診察を再開するように改めなければいけないと反省しました。

他人のふり見てわがふり直せ。ですね。

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よもやま話(98)   ほこり(埃)

火曜日, 11 月 11th, 2014

雑巾がけしてま~す。嬉野温泉に行った時のことです。宿泊した宿は、モダンな造りで、館内は灯りを落とし、静かで落着いた雰囲気でした。スタッフの方も、静かで上品に振る舞っておられました。「また、来たいな。」って思いながら、チェックアウトをしていた時に、ふと足元に目がいきました。結構、ほこり(埃)が溜まっていました。いつの間にか、目でほこりを追いかけてしまっていました。
温泉宿なのですから、お風呂と食事が良ければ、それだけで、十分です。それは、良く分っています。それでも、雰囲気のある良い宿だっただけに、残念な気持ちでした。スタッフの方も一生懸命に掃除をなさっていると思います。そんな細かい所まで手が回らないのかもしれません。責める気持ちは毛頭ありません。

ひるがえって、私のクリニックはどうだろうか?毎日、スタッフが掃除機をかけて、拭き掃除もしてくれています。それでも、観葉植物の後ろ側とか、イスの背もたれとか、結構、ほこりが溜まっていました。そういう目で見ないと気が付かないものですね。ということで、休日は、クリニック中を拭き上げて、スッキリしました。

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